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中京11Rの第38回東海テレビ杯東海ステークス(4歳以上GII・ダート1800m)は2番人気オーヴェルニュ(川田将雅騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分49秒2(不良)。1馬身3/4差の2着に7番人気アナザートゥルース、さらにハナ差の3着に12番人気メモリーコウが入った。

オーヴェルニュは栗東・西村真幸厩舎の5歳牡馬で、父スマートファルコン、母ギュイエンヌ(母の父タニノギムレット)。通算成績は19戦7勝。

レース後のコメント

1着 オーヴェルニュ(川田将雅騎手)
「乗るのが久しぶりになりましたが、良い競馬が続いていたので、どういう変化があるかと思い競馬に臨みました。ずっと流れが速いですし、手応え良く追走していたので、我慢するよりも進んで行く方が楽だと考えました。勝ちに行こうという競馬をしたらああいう形になりました。どうしても前の方で競馬をしないと苦しいのが今の馬場状態なので、しっかりと全体で競馬をしていくつもりで乗りました。大きな変化はありませんでしたが、能力は高いです。コントロールは難しい馬だったので条件が上がる方がペース自体我慢するよりも前で進んで行く時間が長くなるので、この馬にとってはその分競馬がしやすくなるかなと思います」

(西村真幸調教師)
「行く馬はいて前も止まらないので、それを見ながら好位から運ぶのが良いだろうという競馬で作戦通りでした。雨が降っても不安はありませんでした。兄のヴォージュも含めて晩成ですね。以前川田騎手が乗ってから感じていた我慢させるという課題をクリアしてきました。ここ2戦折り合いをつけて終いを伸ばすような競馬をしたことで、川田騎手の乗り方が合ったのでしょう。最近は輸送しても体重が減らなくなりました」

2着 アナザートゥルース(松山弘平騎手)
「スタート良く、勝ち馬の後ろにつけられました。勝負所で苦しくなってからもうひと踏ん張りしてくれました。根性を見せてくれました」

(高木登調教師)
「外枠もよかったので、揉まれないようにという感じでした。前が行ってくれたので良いペースで運べました。4コーナーで手応えが怪しいかと思いましたが、そこからまたしぶとく頑張ってくれました。今後は賞金も加算できたので様子を見て交流も含めて考えたいと思います」

3着 メモリーコウ(古川吉洋騎手)
「内に上手く潜り込んで、そつなく運ぶことができました。馬の出来も良く、展開も向きました。本当なら賞金加算をしたかったのですが、牝馬6歳としてはよく頑張ってくれました」

4着 デュードヴァン(幸英明騎手)
「終いをいかす競馬をして良く伸びていますが、こういう形ですと展開に左右されますね」

5着 グレートタイム(福永祐一騎手)
「内枠を利してやりたいことはできました。馬もよく頑張っています。メンコを外したりブリンカーも効果があったと思います。あと100mの踏ん張りだけですね。良い方向に向かっています」

6着 ハヤヤッコ(田辺裕信騎手)
「流れが速くて、今日のような馬場になったのはこの馬にとっては不運でした。最後は良い脚を使って伸びているのですが、道中忙しい感じがしました。残念でした」

7着 ケイアイパープル(中井裕二騎手)
「この馬は本当に頑張ってくれました。ゲートも決めてインティを見ながら理想の形で運べました。勝ち馬が強い競馬をした中、よく食い下がって踏ん張ってくれました。北海道から帰ってきての初戦でこれだけ走れたことは人馬共に自信になります」

12着 インティ(武豊騎手)
「1、2コーナーで内から競られてリズムに乗れませんでした。3コーナーでも早めに来られて厳しい競馬になったのもありますが、止まりすぎですね」

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