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2020年度の中央競馬について、JRA日本中央競馬会理事長・後藤正幸のコメントは以下の通り

「先ずもって、ファンの皆様、メディアの皆様を始め多くの関係者の方々に厚く御礼を申し上げます。
本年は、新型コロナウイルス感染症の影響に明け暮れた一年でありました。2月29日から約7か月もの間、無観客での競馬開催を行うなど、感染拡大防止に努めてきたところでありますが、本日、無事に2020年の全日程を終えることができ、胸をなでおろしております。
競馬サークルを代表して、重ねて厚く御礼申し上げます。
本年の競走を振り返りますと、充実した競走の数々が思い起こされます。3歳世代の競走では、牡馬・牝馬ともに「無敗の三冠馬」が誕生するという快挙が達成されました。そして、この2頭と2018年の牝馬三冠馬であるアーモンドアイがジャパンカップで相まみえ、後世にまで語り継がれるであろう素晴らしい競走を見せてくれました。
また、スプリント・マイルGⅠで3勝を挙げたグランアレグリアや大阪杯・エリザベス女王杯を勝ったラッキーライラック、宝塚記念・有馬記念を勝ったクロノジェネシスなど、牝馬の活躍が非常に目立った1年でもありました。
さらに、阪神ジュベナイルフィリーズでは、ソダシがJRA史上初めて白毛馬でのGⅠ勝利をあげるなど、話題の尽きない1年でもあり、広く社会一般に明るい話題を提供できたのではないかと思っております。
2021年につきましても、新型コロナウイルス感染症の収束を願いつつ、お客様を第一に、皆様に中央競馬をお楽しみいただけるよう取り組んでまいります。
来年も中央競馬への変わらぬご愛顧を賜りますよう、関係者一同、心よりお願い申し上げます」

(JRAの発表による)

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