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中山10Rの第143回中山大障害(障害3歳以上GI・芝4100m)は1番人気メイショウダッサイ(森一馬騎手)が勝利した。勝ちタイムは4分40秒7(良)。1馬身3/4差の2着に9番人気ケンホファヴァルト、さらにクビ差の3着に3番人気タガノエスプレッソが入った。

メイショウダッサイは栗東・飯田祐史厩舎の7歳牡馬で、父スズカマンボ、母スズカブルーム(母の父スキャターザゴールド)。通算成績は34戦8勝。

レース後のコメント
1着 メイショウダッサイ(森一馬騎手)
「今日はメイショウダッサイが本当によく頑張ってくれて、自分は上にまたがっているだけのような感じで、GIを獲せてもらったという実感がまだそれほどないのですが、頑張ってくれたダッサイと、仕上げてくれた関係者の皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。道中はダッサイが気分良く走ってくれるように、ということだけ考えて乗っていました。経験を積んでどんどん良くなっていますし、大障害を何の不安もなく、気持ちよく跳んでくれました。最終障害を跳んだ時に、これは前の馬を交わせるなと思いました。あと馬場の良いところを選んで走らせました。(ゴールした時は)本当に頑張ってくれてありがとう、という気持ちで一杯でした。障害練習を始めた頃はこれだけすごい馬になるとは思わなかったのですが、馬の賢さと周りの関係者の方々が常にしっかりとサポートしてくれたおかげで、今日勝つことができて、本当に頭が下がる思いです。やはり2020年は世界的にもいろいろありましたが、その中でも競馬開催を続けさせて頂いて、その中でチャンスを頂いて、障害リーディングを獲らせて頂いて、本当に感謝の一言に尽きます」

2着 ケンホファヴァルト(熊沢重文騎手)
「力勝負に持ち込もうと思って、早目に行きました。よく頑張ってくれたと思います。これからが楽しみです」

3着 タガノエスプレッソ(平沢健治騎手)
「全体的に厳しい流れでした。最後の直線に入るところで思ったよりも外へ膨れてしまいました」

4着 ブライトクォーツ(西谷誠騎手)
「良いポジションで折り合って、レースとしては良かったです。この馬自体は完璧でした。赤レンガ(大いけ垣)を跳んだ後、他の馬に前に入られて下がるところがありました。あのロスが痛かったです。最後は差し切れるかと思いましたが...。着差が着差だけに残念です」

5着 ヒロノタイリク(難波剛健騎手)
「初めての距離、はじめての63kgと初めてづくしでしたがよく頑張ったと思います。何よりスタミナがあります。最後もジリジリと伸びていました」

6着 フォワードカフェ(石神深一騎手)
「障害は完璧に跳んでいました。63kgなど今日経験出来たことがこれからに活きると思います。次、巻き返したいと思います」

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