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東京12Rの第40回ジャパンカップ(3歳以上GI・芝2400m)は1番人気アーモンドアイ(C.ルメール騎手)が勝利した。勝ちタイムは2分23秒0(良)。1馬身1/4差の2着に2番人気コントレイル、さらにクビ差の3着に3番人気デアリングタクトが入った。

アーモンドアイは美浦・国枝栄厩舎の5歳牝馬で、父ロードカナロア、母フサイチパンドラ(母の父サンデーサイレンス)。通算成績は15戦11勝。

レース後のコメント
1着 アーモンドアイ(C.ルメール騎手)
「アーモンドアイとのコンビでもう一度GIを勝てて、もちろん嬉しいですが、引退レースで勝って無事に(牧場に)帰すことができたのが一番嬉しいです。今日もレースはエンジョイできました。でも今日は特別でした。今日はいつものアーモンドアイでした。レース前はとても自信がありました。アーモンドアイはプロフェッショナルでした。天皇賞はGIの記録がかかっていましたし、涙が流れましたが、今日はサヨナラパーティーみたいな感じでした。素晴らしい脚を使いました。日本で一番強い馬です」

(国枝栄調教師)
「アーモンドも無事に走ってくれてとにかくホッとしています。ゲートでの不安もありませんし、どっしりと構えていて、良いスタートだったと思います。メンタル面も全く心配の要らない馬です。競馬は流れてくれないと仕方ないので、キセキが飛ばしてくれたのも良かったです。前が引っ張ってくれて、レースはしやすかったと思います。抜け出してからは、天皇賞とは手応えが違ったので、これは大丈夫だと思いました。この馬を管理してきて、常に夢が膨らむことばかりでした。次のステージ、次のステージと常にワクワクさせてもらいました。充実した時間を過ごさせてもらいました。今後は次のステージ、産駒に期待して、できれば、うちの厩舎でやらせてもらえればと思っています」

2着 コントレイル(福永祐一騎手)
「前が飛ばしていて、先団を見る良い形で、脚が溜まりました。プレッシャーのないところでリラックスして、良い形で上がっても行けました。そして、良い脚を使っているのですが、最後は苦しくなって左にもたれていました。タフな競馬を諦めずに走っていますが、アーモンドアイは強いです。結果は残念ですが、返し馬の感じは良い時と変わりませんでしたし、力は発揮できたと思います」

3着 デアリングタクト(松山弘平騎手)
「落ち着いていましたし、雰囲気は1番でした。スタート良く、いい位置で折り合いもついて、流れに乗れました。ただ、これまであまり見せていなかったのですが、内へ内へもたれていました。苦しくなったのだと思います。それでも強い相手に引けをとらない競馬ができました。これからの馬ですし、成長してほしいです」

(杉山晴紀調教師)
「3歳牝馬同士なら、ジョッキーも手綱を持ったまま行けるのですが、この相手だと早めに動く形になります。コントレイルと並んで動いて行きたかったのですが、コントレイルが少し寄れたこともあって、内にもたれてしまいました。今後はそのあたりを課題にして、調教を進めたいと思います。3着という結果に、悔しいという感情はありませんが、内にもたれたのは残念です。もたれなければ、もう少し2着とは際どかったと思います」

4着 カレンブーケドール(津村明秀騎手)
「ゲートの出は今ひとつでしたが、そこからは落ち着きました。3コーナーから4コーナーで上手く外へ出せて、一時はアーモンドアイを飲み込む勢いでした。上位3頭と差のないところまで来ていますし、これから自信を持って臨めます」

5着 グローリーヴェイズ(川田将雅騎手)
「良い位置でスムーズに走れました。具合が良くて、しっかりと頑張り切る中、勝ちに行った分、この着順ですが、GI馬である能力は出せたと思います」

6着 ワールドプレミア(武豊騎手)
「思い通りのレースができました。イレ込みは相変わらずですが、良いレースができたと思います。最後まで頑張っていますし、来年が楽しみです」

8着 キセキ(浜中俊騎手)
「スタートが良ければ、前へ行こうと思ってはいたのですが、1コーナーからかかっていました。それで、馬の気に合わせて行きました。馬の状態は良かったです」

10着 ウェイトゥパリス(M.デムーロ騎手)
「馬は落ち着いていたのですが、ゲート入りになると、すごく嫌がりました。それで一気にテンションが上がりました」

11着 パフォーマプロミス(岩田望来騎手)
「位置は後ろになりましたが、最後まで走れています。まだまだ若々しさがありますし、重賞でも通用すると思います」

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