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京都11Rの第63回毎日放送賞スワンステークス(3歳以上GII・芝1400m)は11番人気カツジ(岩田康誠騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分21秒2(良)。1馬身差の2着に3番人気ステルヴィオ、さらに半馬身差の3着に2番人気アドマイヤマーズが入った。

カツジは栗東・池添兼雄厩舎の5歳牡馬で、父ディープインパクト、母メリッサ(母の父ホワイトマズル)。通算成績は17戦3勝。

レース後のコメント
1着 カツジ(岩田康誠騎手)
「絶対に勝ってやる、という気持ちでこの日を待っていました。GI馬なみの追い切りをしていましたし、まだ奥がありそうだなと思っていました。(作戦は)ゲートを出てから考えようという気持ちもありましたが、ゲートも出てくれましたし、この馬の力を信じて乗りました。4コーナーまで自分のリズムで行ければと思っていましたし、進路も上手く外へ出せました。後ろから来る馬の影がずっと気になっていたのですが、気が付いたら楽勝でした。この勢いに乗って馬が自信をつけてくれればと思います。(改修前、京都で最後の重賞を勝てて)最高です」

2着 ステルヴィオ(池添謙一騎手)
「返し馬の雰囲気が良くて、ゲートも我慢してくれました。良い形でしたが、3コーナーの下りで挟まれたのが全てです。あれがなければもうちょっと際どかったと思うのですが......」

3着 アドマイヤマーズ(川田将雅騎手)
「58キロで初の1400mでしたが、それでも前半はよくついて行ってくれました。これが良い刺激になって、次に向かえると思います。内容としては良かったです」

4着 アルーシャ(武豊騎手)
「外枠からスタートが良く、良いレースをして頑張ってくれました」

5着 シヴァージ(藤岡佑介騎手)
「難しい馬場で、内に行くか、外に行くかというところで馬自身は本当に、長く良い脚の走りを見せてくれました。もう気持ち、前が止まってくれたら、今日の脚なら差し込めるというところがありました。しっかり自分の分は走って、頑張ってくれています」

7着 カテドラル(福永祐一騎手)
「良い形でしたが、下りでミスステップをしてしまいました。それが伸び切れないところに繋がったかもしれません」

10着 サウンドキアラ(松山弘平騎手)
「スタート良く、好位から流れに乗って運べましたが、ラストは思った以上に苦しくなりました。人気に応えられず申し訳ありません。今日は牡馬相手でしたし、これで良くなってくれればと思います」

11着 ボンセルヴィーソ(木幡巧也騎手)
「位置取り良く競馬ができましたが、3~4コーナーでプレッシャーを受けたところが堪えました。それでも直線はジリジリ伸びて頑張ってくれました」

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