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◎18日(日)京都競馬場で行われる第25回秋華賞(GI)に出走を予定しているデアリングタクト(牝3、杉山晴)について追い切り後の杉山晴紀調教師のコメントは以下の通り。

・(無敗で4連勝は)レースを使う度に驚かされてばかりでその強さには、ただただ驚くばかりの春シーズンでした。

・(非凡さを感じたのは)エルフィンステークスの内容を見て、今まで管理した馬の中では違うと感じました。新馬戦のパフォーマンスをはるかに超えるレースぶりでしたからね。

・(桜花賞は)位置取りは後ろ気味でしたが、騎手とは位置取り関係無く脚さえ溜められればしっかり脚を使うという話はしていました。でもさすがに4コーナーを回った時はかなり離れていましたので届くかどうかという気持ちでした。(届いた時は)ある意味感動すら覚えました。

・(オークスは)初の長距離輸送、左回り、距離などいろいろ課題の多いレースでしたが、全てを乗り越えてくれて、展開も苦しい流れの中、走り切ってくれたので頭の下がる思いです。

・オーナーサイドとローテーションの相談はありました。その時その時の馬の状態を見て(秋華賞)直行の方がよりパフォーマンスを発揮できると言うことで直行を決断しました。

・(夏は)成長を促すため北海道のノルマンディーファームで乗らない期間を設けて心身ともにリフレッシュさせました。その後福島の関連の施設でワンクッション置いて栗東近郊の牧場に8月上旬に戻しました。その後も予定通りでしたが思った以上に馬が成長していました。その成長に見合ったトレーニングをかけるにはどこかレースを使うよりじっくり乗り込んで秋華賞に向かう方が良いと思いました。

・栗東トレーニングセンターに戻って二日目ぐらいから落ち着いて飼葉もよく食べるようになりました。ですから当初から思い描いていたメニューをこなしてくれていますので心配なところはありません。

・(追い切りに関して)松山騎手が乗って3本ないしは4本やるということも予定通りです。一週前までにしっかり負荷をかけるだけかけることもできましたし、今週は坂路でサラッと、というのも予定通りです。スイッチが入りやすいところはありますが春先よりかなり大人になっています。

・京都芝内回り2000mは松山騎手ですし心配していません。厩舎サイドは動ける状態にして騎手にバトンタッチするだけです。あとはゲートを五分にさえ出てくれれば力は出せるはずです。そこから結果はついてくると思います。

取材:檜川彰人

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