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10月18日(日)に京都競馬場で行われる第25回秋華賞(GI)に登録しているウインマリリン(牝3、美浦・手塚貴久厩舎)について、追い切り後の手塚貴久調教師のコメントは以下の通り。

(前走のオークス2着を振り返って)
「トライアルを勝たせてもらって、状態がすごく良い中でした。枠順は少し残念だったのですが、それ以外のレースの内容としては完璧だったかなと思っています。惜しい2着で残念でしたが、馬は頑張ってくれたなと思います。
こちらが思っていた通りの競馬というか、そういう強さを見せてくれました。勝った馬は強かったですが、うちの馬も十分GIに手の届くくらいまで来ているのだなと感心しました」

(前走後の調整について)
「春は結構押せ押せで使わせてもらったので、夏を休ませて、秋は秋華賞へ直行しようというのは、オークスが終わって割と早い段階でオーナーと相談して決めさせてもらいました。北海道ではしっかり休ませて体を大きくして、立ち上げてからこちらに戻しました。美浦に戻してからは1カ月以上在厩でしっかり乗り込んだ形になります」

(調教過程を振り返って)
「ウッドチップコースで2頭併せで追いかける形で、いつものパターンでした。先週はチップの入れ替え等で走りづらい馬場だったようなので、マリリンも最後は少し脚を取られたような格好で走っていてどうかなと思いましたが、おかげ様で何ともなく、かえってその後の状態はガラッと変わったような印象がありました。今日の追い切りも良かったなと思いました。
先週、結構良いトレーニングになっているということで、今日はたぶん先週よりも良い追い切りができるだろうなと考えていました。その通りの調教内容だったかなと思っています。
ヤンチャなところはあるのですが、春の時点で調教もそこそこ動けている馬だったので、調教自体が急に変わったということはありません。5月の遅生まれなので、この夏を越して体重以上に背が大きくなったとか、見た目が大きくなった印象があるので、成長を感じる内容かなと思います」

(今回のレースに向けて)
「これは関東圏でしか競馬をしていない馬なので、京都へ向かうにあたって、幸い僚馬もいるので1頭で行くわけでもないですし、その辺は2頭で行けるのは良いのかなと思っています。
割と鞍上の指示にしっかり反応してくれる馬なので、小回りとか京都に関しては特に気にしていないので、しっかり対応してくれると思います。
(レースの)イメージはジョッキーに任せます。
1頭はやはりすごく強い馬だと思います。でも、デアリングタクトに一番近い存在というか、一番着差のない馬はマリリンなので、マリリンもすごく強い馬だと思っています。最大限の力を発揮してリベンジできればいいかなと思っています」

(取材:米田元気)

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