10月11日（日）に京都競馬場で行われる京都大賞典（GII）に出走予定のパフォーマプロミス（牡8、栗東・藤原英昭厩舎）について、追い切り後の藤原英昭調教師のコメントは以下の通り。

「（前走は）長期の休み明けで、（接戦で）負けたと思いましたがよくしのいでくれて、福永騎手が一生懸命やって、人馬ともに頑張ってくれたと思います。体質というか身体的に弱いところがあって今まで来まして、夏場は北海道へは帰さず、ノーザンファームしがらきでずっと夏場を過ごしました。スタッフもこの馬のケアを知っていますからそのあたりを任せて、夏はゆっくり過ごしました。

（しがらきでも）緩めずずっと乗ったので、（栗東でも）スムーズに調教を進められていると思います。

ずっとパターン的にも坂路で追い切っているのですが、今週に向けて順調に来ていると思います。最終追い切りもいつものパターンで、それで前回も勝利してますからね。単走でそこまで動かないですが、順調に来ています。

条件は良いので、京都も走りやすそうな感じですし、まして開幕週ですからね。パフォーマンスが出るとは思います。

やはり良馬場でやりたいところはあります。馬場とか斤量に泣く馬なので不安はありますけど、状態面でカバーしてくれたらと思います。

内枠を引く分にはいろいろなパターンを考えられますのでね。（枠順は）内を引いて欲しいと思います。

この年まで頑張ってくれているので、今年が最後になるかはオーナーと相談ですけど、年末に向けて良い競馬が出来るように、年末に良い結果が出るように、ここをステップにしていきたいと思います。

ここまで時間がかかっていますけれども、体質は強化していますし、この前も休み明けでしっかりしたパフォーマンスをしてくれました。今回も期待しています。応援よろしくお願いします」

（取材：山本直）