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阪神9Rのエリカ賞(2歳500万下、芝2000m)は1番人気バンドワゴン(和田竜二騎手)が勝利した。勝ちタイムは2分1秒7(良)。5馬身差2着に2番人気ヴォルシェーブ、さらに2馬身1/2差で3着に4番人気レッドカイザーが入った。

バンドワゴンは栗東・石坂正厩舎の2歳牡馬で、父ホワイトマズル、母ピラミマ(母の父Unbridled's Song)。通算成績は2戦2勝となった。

~レース後のコメント~
1着 バンドワゴン(和田騎手)
「ゲートをゆっくり出たので2、3番手でもいいかなと思いましたが、トビが他の馬と違って自然にハナに立つ形になりました。前走も、調教でもモタれていて、今日も直線ではモタれていましたし、行けている分にはいいと思いますが、控えた時にどうなるかでしょうね。能力は夢を抱かせてくれるものがありますし、あとはどうコントロールしていくかでしょう。今日もまっすぐ走っていたらもっと伸びていたはずです」

(石坂正調教師)
「期待通りでした。ああいう感じになれば勝てるんじゃないかと思って見ていました。カリカリしている馬ですが、心臓がすごく強いのでしょうね。この後はオーナーと相談ですが、ここで勝てましたし、来年の春に向けて展望がひらけました」

3着 レッドカイザー(藤岡康騎手)
「リズム良く運ぼうと思っていました。ただ、馬群が思ったよりバラけず、前が空いてくれなくて...。苦しい競馬になりましたが、しっかりと脚を使ってくれました」

4着 アルティメイタム(バルザローナ騎手)
「ちょっと内にモタれていて、追いづらいところがありました。まだ子供なところがありますし、そこが成長すればもっと走れる馬です」

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