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中京11Rの第68回神戸新聞杯(3歳GII・芝2200m)は1番人気コントレイル(福永祐一騎手)が勝利した。勝ちタイムは2分12秒5(良)。2馬身差の2着に3番人気ヴェルトライゼンデ、さらにクビ差の3着に14番人気ロバートソンキーが入った。

コントレイルは栗東・矢作芳人厩舎の3歳牡馬で、父ディープインパクト、母ロードクロサイト(母の父Unbridled's Song)。通算成績は6戦6勝。

レース後のコメント
1着 コントレイル(福永祐一騎手)
「勝つことができてホッとしています。負けていない馬なので、休み明けとはいえ、落とすわけにはいかないという状況の中で、余力を持って勝つことができたのが何よりです。今日は戦前から難しいレースになると思っていたのですが、内枠ということで、いかに進路を見つけてストレスなく走らせることができるかということが課題でした。やはり難しいレースになりました。本当はもっと進路を早く確保したいところでしたが、内枠ということもあり、流れの中で進路を探しながらでした。慌てないことだけは肝に銘じて乗っていました。手応えがありましたし、瞬時に反応ができる馬ですから、慌てずに直線を向くことができました。(無敗の三冠に向けて)今日も負けずにいけましたし、ぜひ達成できるように頑張っていきたいです」

(矢作芳人調教師)
「負けていない馬なので、トライアルとはいえ結果を出さないといけないと思っていました。道中は前が開かなくてヒヤヒヤしたところもありましたが、折り合いはついていましたし、前哨戦としては満点だと思います。パドックから馬場入場まで落ち着いていて、春以上にどっしりとしてきました。(馬体は)増えないですね。昨日は468kgあったんですが、結局(前走と)同じになりました。これで良いだろうと思います。もっと良くなるのは、来年だろうと思います。(次走は)初めて在厩で調整することになりますし、さじ加減には注意したいです。京都改修前最後の記念すべき菊花賞ですから、(三冠達成を)成し遂げたいですね」

2着 ヴェルトライゼンデ(池添謙一騎手)
「パドックから返し馬までは、春に比べて落ち着いていました。返し馬はまだ少し緩さがあって、次は良くなるだろうという過程の中でのレースでした。18番枠で、中々、内に入れられなくて、他馬のあおりを受けるロスがありました。向正面の中間で内に入れて我慢していましたが、手が動いている馬を捌くのに時間がかかりました。外へ出してからは良い脚で、次が楽しみになる走りですし、本番は状態が上がりそうです」

3着 ロバートソンキー(林徹調教師)
「直線でこの馬が伸びて来た時は体が震えました。改めてこういう素質のある馬を預けてくださったオーナーに感謝しています。折り合いもついて馬群の中でも平気でしたし、収穫のあるレースでした。何より伊藤工真騎手が完璧に乗ってくれました。菊花賞に向かうかどうかは、オーナーと相談して考えます」

4着 ディープボンド(和田竜二騎手)
「自分の競馬をしようと考えていました。あまり速い脚がないので、早めに動いていく形になりました。最後も伸びていますし、だんだん長い距離が合うようになっていますから、1回レースを使って、次は良くなるでしょうし、楽しみです」

16着 ファルコニア(川田将雅騎手)
「春より良くなって、コントロールができるようになっていましたが、4コーナーではかなり苦しくなっていました」

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