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9月27日(日)に中京競馬場で行われる神戸新聞杯(GII)に出走予定のヴェルトライゼンデ(牡3、栗東・池江泰寿厩舎)について、池江泰寿調教師のコメントは以下の通り。なお、最終追い切りは24日(木)の予定。

「皐月賞が残念な結果だったのですが、展開が合わなかったりして実力はこんなものじゃない、と思っていたのを、ダービーは改めて力のあるところを示すことができて良かったです。

(中間は)体重はあまり変わりませんが、幅が出て、筋肉質になってきた感じがします。ダービー出走時に右後ろ脚の外側の副管骨を骨折して乗り出すのに時間がかかったのですが、牧場でしっかり乗り込んで、入厩しました。しかし、先週熱発しまして、セントライト記念の予定を今週にスライドしました。熱発の影響もなく、1週乗り込めたのはプラスだったのではないかなと思います。

(中京芝2200メートルは)初コースですし、何とも言えないのですが、ダービーで左回りも経験してますし、2200メートルは初めてですが、2000も2400もこなしていますからね。あまり心配してないです。

皐月賞は着外になって崩れましたが、安定感があるのは最大の武器じゃないかな、と思います。

2冠馬もいますし、相手に不足はないという感じですが、こちらは叩き良化型で、どこまで今の状態で通用するか、1度使って菊花賞は良い状態で出せると思います。

競馬が上手な馬なので、枠は問題ないと思います。ペースが速くなれば控えれば良いし、スローなら前めのポジションで流れに乗ることもできます。自在性があるので、あまり心配していないです。

ダービーは3着でしたけど、世代3番目の実力があると証明できたのですが、ひと夏越して世代1位の座を奪いたいと思います。そのためにも良い叩き台になると良いな、と思います」

(取材:山本直)

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