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9月21日(月)に中山競馬場で行われる第74回セントライト記念(GII)に出走予定のココロノトウダイ(牡3歳、美浦・手塚厩舎)について、追い切り後の手塚貴久調教師のコメントは以下の通り。

(前走は初めての古馬との対戦でした)
「スタートも良く出てくれて、しっかり勝ち切ってくれました。2勝クラスでは力が上だった印象です」

(怪我を乗り越えての勝利でした)
「軽症な骨折で、しっかり3カ月というスパンで使えたので、影響はなかったのかなと思います」

(前走福島のレースから2カ月、この間の調整は?)
「前走勝ってくれて、その時に馬の状態が変わらなければ、セントライト記念を使って菊花賞に行きたいなとオーナーとも話をしていました。予定通りこのレースに向けて牧場で休ませて、厩舎に戻ってからも1カ月乗り込んで、良い仕上がりだと思います」

(先週はフィエールマンとの調教でしたが、今週は?)
「先週はフィエールマンを先行させたので、随分と一生懸命頑張って走っていましたが、今週はこの馬を先行させて、良く食らいついて走っていました。3頭併せの真ん中で折り合いは問題ありませんでした。春先までは、右に若干もたれる癖がありましたが、それも段々と解消されてきている追い切りの内容だったので、体がしっかりしてきたなという印象です」

(馬体や精神面で春と変わってきた点は?)
「精神的に大人しくなってきた、冷静になってきた感じ。良い方向に向いていると思います」

(本番の菊花賞は3000メートルになりますが)
「3000メートルが良いかはわかりませんが、クラシックの最後でオーナーも是非チャレンジしたいという事だったので、何とか菊花賞に良い成績で臨みたいと思っています。ここはただ参加するだけではなくて、ある程度結果を残したいと思っている一戦。しっかり仕上げたつもりなので、頑張って欲しいです」

(重賞ウイナーも何頭かいますが)
「良い試金石になるのは間違いないのと、春負けている馬にも、再チャレンジというか、リベンジになると思います。ウチの馬も春のデキとは違うと思うので、十分太刀打ちできるのではと期待しています」

(取材:木和田篤)

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