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 6日(日)に新潟競馬場で行われる新潟記念に出走を予定しているワーケア(牡3歳、美浦・手塚貴久厩舎)について手塚貴久調教師のコメントは以下の通り。

「ダービーのダメージはそれほどありませんでした。秋はどのレースからにするかオーナーと相談しましたが、2歳の頃からルメール騎手がこの馬は左回りの方が乗りやすいと言っていたこともあり、左回りの新潟記念ということになりました。厩舎には1ヶ月くらい前に牧場から戻りました。年が明けて3歳になって調教でズブいところが出てきたという話が牧場からあり、私たちもダービーの前からその点は感じていましたので、その点を踏まえて調教の内容を考えてやってきました。

 今朝の追い切りはウッドチップコースでの併せ馬でした。4コーナーで早めに前の馬に追いついて、闘争心をよりかきたてるような感じでやるように指示しました。ジャッジとしては合格点です。中身はしっかりと出来ています。春先と比べて体の柔らかさなどが走りに見受けられるので、状態としては春先よりもいいと感じています。過去には調教でもたれたりしましたが、徐々に解消されてきて、体幹自体は徐々に良くなっていると思います。

 新潟の2000メートルのコースは初めてで何とも言えませんが、東京で2回いいパフォーマンスを見せたので左回りは確かにいいのかなと思っています。今回は初めての古馬との対戦でハンデが53キロですが、重賞も勝っていないので妥当だという気がしますが、きつくもなく恵まれた方かなとも思っています。距離も含めて未知数な部分が多いので、今度のレースの結果を踏まえてオーナーと相談して秋のローテーションを決めたいと思います。ダービーでは3番人気の評価を受けた馬ですから、秋はその評価に実力が伴うようにしていきたいと思っています」

(取材:小林雅巳)

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