小倉１１Ｒの佐世保ステークス（３歳以上３勝クラス・芝１２００ｍ）は１１番人気フェルトベルク（藤懸貴志騎手）が勝利した。勝ちタイムは１分０７秒６（良）。アタマ差の２着に１番人気カレンモエ、さらに３／４馬身差の３着に２番人気ジュランビルが入った。

フェルトベルクは栗東・荒川義之厩舎の６歳牝馬で、父ブラックタイド、母プリンセスブルー（母の父Pulpit）。通算成績は３５戦５勝。

レース後のコメント
１着　フェルトベルク（藤懸貴志騎手）
「もまれないのが良い馬で、ハナ、２番手、３番手、後ろから外を回しても良く、スタート次第だと思っていました。ペースも味方しましたし、しっかり勝ち切ったのは大きかったです。阪神から中２週で使ってきていますが、夏場は体調が良くて、よく頑張ってくれました」

２着　カレンモエ（鮫島克駿騎手）
「状態が良くて、スムーズなレースができました。時計の速いレースが続いていましたし、この馬は時計を持っていないので、早め早めの競馬を心掛けましたが、最後は止まってしまいました」

３着　ジュランビル（和田竜二騎手）
「自分の形ではなかったですが、終いは伸びてくれました。ズブくなってきていますが、自分のリズムで行ければ、これでも良いのかもしれません」

４着　ワールドフォーラブ（松若風馬騎手）
「テンが速くなっていましたが、人気馬の後ろで脚が溜まっていました。右回りでもこれだけ走れています。流れが噛み合えば、このクラスでもやれる力を見せてくれました」