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札幌11Rの第25回エルムステークス(3歳以上GIII・ダート1700m)は1番人気タイムフライヤー(C.ルメール騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分43秒4(良)。2馬身差の2着に2番人気ウェスタールンド、さらに3/4馬身差の3着に5番人気アナザートゥルースが入った。

タイムフライヤーは栗東・松田国英厩舎の5歳牡馬で、父ハーツクライ、母タイムトラベリング(母の父ブライアンズタイム)。通算成績は20戦5勝。

レース後のコメント
1着 タイムフライヤー(C.ルメール騎手)
「前回良い競馬をしていて、今日も自信を持っていました。馬の状態はちょうど良かったです。追い切りも良かったです。軽い追い切りですが、強い追い切りは要りませんでした。返し馬はいい感じで、良い競馬ができると思いました。レースは最高でした。良いポジションを取れましたし、馬はリラックスできましたし、絶対に良い結果が出せると思っていました。前回は道中で良い感じでした。ダートで重賞を勝てると思っていました。彼の能力を見せてくれました」

2着 ウェスタールンド(藤岡佑介騎手)
「休み明けらしい仕上がりの中、この馬らしい良い脚でした。加速した時には飲み込めるという手応えでした。ただ、勝った馬には自分も乗ったことがありますが、難しい馬をジョッキーが折り合わせて上手に乗っていましたし、強かったですね。それでも安定して脚を使えるようになっていますし、上積みもあると思います。秋に向けて、また頑張れると思います」

3着 アナザートゥルース(大野拓弥騎手)
「58kgで休み明け、という厳しい条件の中で、思った以上に頑張ってくれました。まとまりが出てきたと思います。次はさらに上積みもあるでしょう」

4着 ハイランドピーク(横山和生騎手)
「良い形だったと思いますが...。欲を言えば、馬場が渋って欲しかったです」

5着 ワンダーリーデル(横山典弘騎手)
「この馬の競馬をして、最後は本当によく伸びています。7歳でこのメンバーの中、よく頑張っています」

6着 アルクトス(田辺裕信騎手)
「悪くはありませんでしたが、久々で少し息遣いが物足りないというところはありました。それでも走り自体は悪くなかったですし、久しぶりに馬群の中で競馬をしてもスムーズに上がって行けました。次につながると思います」

7着 エアスピネル(武豊騎手)
「4コーナーまでは良い感じでしたが、追ってから伸びませんでした。ダートなら渋った馬場の方が良いかもしれません」

10着 リアンヴェリテ(国分恭介騎手)
「理想的な競馬はできました。しかし、もう1段ギアが上がらない感じでした」

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