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6月28日(日)に阪神競馬場で行われる宝塚記念(GI)に出走予定のサートゥルナーリア(牡4、栗東・角居勝彦厩舎)について、共同会見のクリストフ・ルメール騎手のコメントは以下の通り。

「(先週の追い切りは)気持ち良かったです。すごくいい脚を使いましたし、コンディションも良さそうでした。ずっと冷静に走って、ちょっとずつペースアップしました。直線ですごくいいフットワークで加速しました。すごくいい追い切りだったと思います。

馬は大人になりました。身体もたぶん今年はトップコンディションです。パワーアップしましたし、フルポテンシャルを見せてくれると思います。ハートもすごくいいです。前回の中京競馬場やトレーニングセンターでレースの前、追い切りの前は静かで、すごくリラックスできていました。

さっきも言いましたが、(前走の)スタート前はリラックスしていました。いいスタートをしましたし、いいポジションが取れましたし、その後は楽勝でした。やっぱり、いい休み明けでした。馬が大人になりました。だから、本当にうれしかったです。金鯱賞では、いい気持ちでした。折り合いはとても良かったです。それは大事なことです。馬がリラックスできたら、最後にいい脚が使えます。サートゥルナーリアにとっても、それは大事ですね。スローペースでしたが、いい競馬が出来ました。

(無観客競馬が良かったのか、という問いに)そうみたいです。でも、お客さんがいた方が、競馬にとってはいいですね。サートゥルナーリアは今回もお客さんがいないから、またリラックスできると思います。

(宝塚記念は)結構、難しいレースだと思います。内回りだから、レースのリズムと馬のポジションがとても大事です。直線が結構短いので、3~4コーナーでのポジションは一番大事です。(プランは)まだありませんが、早めに考えないといけないですね。向こう正面から前の馬が人気かどうか、4コーナーから動いているかどうか、よく考えないといけないです。3コーナーから4コーナーで渋滞があると、最後はレースに勝つことができないと思います。以前、テイエムオペラオーは4コーナーでトラブルがあって負けました。2着になりました。でも、一番強い馬でした。一番強い馬に乗っても、スムーズな競馬ができなかったら、勝つことはできません。だから、集中しなければなりません。

今回はたくさん良い馬がいますので、みんなチャンスがあると思います。グローリーヴェイズは香港で強かったです。長い休み明けですが、能力は高いですね。ラッキーライラックは内回りで前回、彼女も強かったです。コンディションはとても良いと思います。キセキは内回りが良いかもしれません。スピードはあります。距離はぴったりだと思います。彼に気を付けています。

(雨が降った場合は)まだ軟らかい馬場で走ったことがないので、どう走るか分からないですね。

(宝塚記念は)僕の目標です。まだ勝つことができていないレースを勝ちたいです。宝塚記念はちょっとアンラッキーなレースでした。(今年は)サートゥルナーリアで大きなチャンスがありますので、いい乗り方をしたいです。

ファンの皆さん、サートゥルナーリアの応援、本当にありがとうございます。宝塚記念で大きなチャンスがあるので、応援してください。みなさん、テレビの前で応援してください。また競馬場で会いたいです。ちょっと我慢してください。よろしくお願いします。ありがとうございます」

(取材:山本直)

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