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阪神11Rの鳴尾記念(3歳以上GIII・芝2000m)は10番人気パフォーマプロミス(福永祐一騎手)が勝利した。勝ちタイムは2分0秒1(良)。ハナ差の2着に1番人気ラヴズオンリーユー、さらに半馬身差の3着に4番人気レッドジェニアルが入った。

パフォーマプロミスは栗東・藤原英昭厩舎の8歳牡馬で、父ステイゴールド、母アイルビーバウンド(母の父タニノギムレット)。通算成績は19戦8勝。

レース後のコメント
1着 パフォーマプロミス(福永祐一騎手)
「前走から1年以上空いていて、まずは無事にと思っていましたが、最後はラヴズオンリーユーとの追い比べになって、一生懸命鼓舞しました。それに馬が応えてくれました。レースではスタート良く、ペースもそれほど速くなく、内枠だったのでロスなく行こうと思っていました。最後の直線で良い感じで外に出せたのですが、ラヴズオンリーユーを中々交わせず、ゴールした時は分が悪いと思いましたが、(首の上げ下げの)タイミングが良く、運がありました。馬が頑張ってくれたので、運も呼び込めたのでしょう。怪我の多い馬ですが、1年ぶりに出走して勝つのですから、能力はあります。この後も無事に行ってほしいです。僕自身このレースではあまり自信がありませんでしたが、勝つことができたので、明日もこの良い波に乗っていきたいです」

2着 ラヴズオンリーユー(M.デムーロ騎手)
「残念でした。内の方が楽でした。併せてからは前に出ていたと思うのですが、(首の上げ下げの)タイミングが悪かったです。この前より良くなっています」

(矢作芳人調教師)
「スパッと抜けて来られないという事は、本調子ではないという事でしょう。デムーロ騎手はズルさを見せていたと言っていましたが、本当に良ければ54キロでしたし、スパッと抜けていたと思います」

3着 レッドジェニアル(酒井学騎手)
「ゲートは"やってしまった"という感じでしたが、今日の傾向から外々を回ってもという感じでしたし、スタートの時点で腹をくくって行きました。いつものようにエキサイトしすぎず、抜くところは抜いて、脚も溜まっていました。リラックスできている感じを受けました。最後は際どく来ていますし、あとはゲートが良くなってくれば良いですね」

5着 レッドガラン(北村友一騎手)
「初めてコーナー4つの2000m戦で、開幕週という事もあり、意識して位置を取りに行きましたが、1、2コーナーや3、4コーナーは回りにくそうにしている感じはしました。臨機応変に好位からもレースはできますし、重賞の2000m戦で開幕週でしたし、(今後は)馬が自らこういうレースをできるようになれば、幅が広がると思います」

6着 アドマイヤジャスタ(西村淳也騎手)
「ゲートも出していきました。終始手応えも良く、これが復調のきっかけになればと思います」

9着 サトノフェイバー(古川吉洋騎手)
「久々の2000mでしたが、マイペースで、道中は粘れそうな雰囲気でした。ラストは交わされてからレースをやめたがるという面が出ました。でもこういった感じでやっているうちに、戻ってくると思います」

10着 エアウィンザー(川田将雅騎手)
「現状前半から進んで行くことも苦しいです。常に追走で精一杯な感じなので......」

13着 テリトーリアル(藤岡康太騎手)
「道中から進みが悪い感じでした。普段なら自分からハミを取って進んで行ってくれるのですが......」

15着 キメラヴェリテ(岩田望来騎手)
「古馬との戦いは初めてでしたが、やはりしたいレースはさせてもらえなかったです。まだ良くなると思いますし、これからだと思います」

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