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◎7日(日)に東京競馬場で行われる第70回安田記念(GI)に出走を予定しているアドマイヤマーズ(牡4、友道)について追い切り後の友道康夫調教師のコメントは以下の通り。

・(香港マイルは)3歳で挑戦というのは前例がなかったのですが、馬の方が香港に到着してから状態が良くなって、最高の状態で迎えることができたレースでした。ドバイに行った時にも(中止になった)レースの一週間前ぐらいまでは順調に来て、レースを楽しみにしていました。幸いにも無事に日本に戻ってこられました。

・(その後は)ドバイのレースが中止になった後、一週間後に帰ってきました。それから検疫等あって、通常の休み明けより早めに栗東トレーニングセンターに戻して調整をしました。

・(一週前追い切りは)川田騎手に乗ってもらい、CWコースの3頭併せでしっかりやるようにオーダーしました。競馬でもそうなのですが、馬場で乗るとズブい面を見せます。川田騎手がそこのところを理解してしっかり乗ってくれて、仕掛けてからの反応も良く、抜け出してゴールした後にも追ってくれました。最後までしっかり動いていたと思います。その一週前には坂路で乗ってもらいました。坂路では自分からぐいぐいハミを取っていくのですが、馬場で乗ると競馬と同様、エンジンのかかりが遅くなります。そこのところは川田騎手に伝えました。

・(今週の追い切りは)馬は出来ているので、今日は助手でコースを単走でサッとやりましたが、全体の時計は80秒ぐらいでいい時計が出たと思います。実質6ヶ月ぶりになりますが、休み明けを感じさせない仕上がりにあります。

・(成長面は)ドバイに行って帰ってくるときに背が高くなったと感じました。身体は一回りぐらい大きくなっています。またいろんな経験をして心もどっしりと成長しているように思います。

・長くいい脚を使って勝負根性のあるところがこの馬のセールスポイントになります。理想はある程度(ペースが)流れて、ラストにセールスポイントを活かす展開がいいですね。

・今回は「マイル」という面では世界一と言ってもいいメンバーです。香港にチャレンジした時も「どうか......」と思いながら結果を出してくれました。今回もいいレースをしてくれると思っています。

(取材:檜川彰人)

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