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5月31日(日)に東京競馬場で行われる日本ダービー(GI)に出走予定のディープボンド(牡3、栗東・大久保龍志厩舎)について、追い切り後の大久保龍志調教師のコメントは以下の通り。

「(京都新聞杯は)皐月賞から間隔は短く、疲れが出ていたらやめようと思っていたのですが、馬の方がすぐ回復してくれて、良い状態で出走出来ましたし、展開とか馬場状態もこちらが思っているような理想のところで出来ました。和田ジョッキーがうまくコントロールしてくれれば、良いところがあるかな、と思っていました。1頭強いかな、と思っていた馬がいたので、2着があればな、と思っていたのですが、うまく勝ってくれて良かったと思います。皐月賞は出走したんですが、距離などが向くのはダービーの方だと思っていて、ダービーに出したいと思ってここまで来ました。
京都新聞杯も簡単なやさしいレースではなかったので、疲れが出てれば自重も考えようと思っていたのですが、思いのほか元気なところを見せてくれて、オーナーと相談して行きましょう、ということになりました。ダービーまで中2週だったので、1週間目は大事に回復をかけながらの調整をしていたのですが、暴れるくらい元気なところを見せてくれたので、やはりこの回復力というかスタミナというかタフなイメージがあります。
今日はCWコースでやったんですが、ストライドが大きくて思ったより時計が出るところもあるのですが、和田ジョッキーも引っ張り切れないくらい元気だ、ということを言ってくれてますので、良い状態で競馬に向かえるかな、と思います。
練習で左回りの調教の時もコースでやってるんですが、助手によると左回りが上手ですということですので、手前の換え方も練習してますので、問題なくこなすんじゃないかなと思います。
さすがに皐月賞で戦った時には10着で、まだまだとても強い馬たちがいるので、どこまでそこに近づけるのか測る意味で、大きな壁だと思うんですけども、やってみなきゃわからないところもあると思いますので、全力でぶつかっていきたいと思います。
京都新聞杯に向かう過程で、途中で気がついたんですけれども、キズナも10月デビュー、内容は違うんですが競馬の回数(ダービーが7戦目)も同じで出走できたので、ダービーは実力もさることながら運も大事だと昔から言われておりますので、重なる部分も何か縁があるのか、運があるのかな、と思いながらやっています。無観客になるんですけれども、皆さんに喜んでもらえるようなレースが出来たら、と思っています。応援よろしくお願いします」

(取材:山本直)

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