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5月31日(日)に東京競馬場で行われる日本ダービー(GI)に出走予定のコントレイル(牡3、栗東・矢作芳人厩舎)について、追い切り後の矢作芳人調教師のコメントは以下の通り。

「(皐月賞は)想定とはかなり違った競馬で、1番枠で、厳しい競馬を強いられましたが強い内容ではなかったかなと思っています。
(ダメージは)それほどでもなかったですね。普段通りの疲れ方というか、新馬戦や東京スポーツ杯2歳Sの方が疲れが残っていたように思います。
2週間ほど大山ヒルズにリフレッシュさせて、戻ってきてからは非常に順調に、2本の併せ馬、今日は単走ということで、とにかく順調に調教をこなせています。
(今日の追い切りは)指示が52秒台、ということで、想定通りの追いきりでした。真っ直ぐ駆け上がってきて非常に良かったと思っています。
(東京コースに替わるのは)もちろんプラスにはなってもマイナスになることはないと思っています。
(2400メートルに距離が延びることについては)距離が適性かどうかは何とも言えないですけれども、ダービーが2400メートルで行われるのは最初から分かっていることで、それに向けてやってきた、ということだけです。
(ここまで4連勝、成長した部分は、との問いに)すべてが我々の想定を超えて1回1回進化してきてくれているなと思います。特に良くなったのは、馬のバランスと精神面だと思います。
(枠順は、との問いに)こればっかりは18分の1でどこを引くかわからないので、希望して叶うものでもありませんし、当たった枠が良い枠だと信じてやっていくだけです。
(前走の展開は)僕も驚きましたけれども、レースに関してはすべて祐一くんにお任せしていますので、僕はどうこう言うことはありません。
(福永騎手とは)本当に良くなっているということです。皐月賞の前、牧場に一緒に行ったりした時にはまだ課題がある、ということでしたが、その課題が修正されている、と言ってくれています。
コントレイルを生で見ていただけないのは非常に残念ですけれども、ファンの皆さんもご家庭で、テレビの前で応援していただけたらとてもうれしいです。応援よろしくお願いします」

(取材:山本直)

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