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 31日(日)に東京競馬場で行われる日本ダービーに出走を予定しているワーケア(牡3歳、美浦・手塚貴久厩舎)について手塚貴久調教師のコメントは以下の通り。

「この馬は去年の6月にデビューして2連勝し、ホープフルステークスではコントレイルが強かったのですが、中山コースでもこなせると分かって良かったです。その後弥生賞ディープインパクト記念を使いましたが、ホープフルステークスの疲れが残っていたような感じで、前走に関してはあまり自信がなかったものの2着という最低限の結果を出してくれました。あれが実力だとは思ってはいません。騎乗したルメール騎手が左回りの方がいいと強く言ってくれたので、オーナーと協議して皐月賞はパスしてダービー一本に絞っていくことになりました。

 その後は弥生賞ディープインパクト記念の疲れもなく、いい感じで放牧に出した牧場から戻ってきました。追い切りをこなし、追い切りをするごとに馬の状態がアップしてきました。レース間隔があいていて、今度はダービーですからしっかりと調教で負荷をかけないと太刀打ちできないと思うので、2週前からしっかりとやり、今朝の動きは満足いくものでした。仕上がりは前走以上でしっかり出来ていると思います。

 2400メートルについては正直やってみないと分からないところはあります。しかし、左回りの東京コースは2戦2勝ということで、中山から東京に変わることはプラスに考えています。今回のメンバーは強く、皐月賞の上位2頭には一目置いています。なかなか簡単に倒せる相手ではないと思っていますが、なんとかチャレンジして一矢報いたいです。そしてレースではここ2戦よりは前の位置につけたいと思っています」

(取材:小林雅巳)

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