お知らせ:

競馬実況web

5月24日(日)に東京競馬場で行われる第81回優駿牝馬<オークス>(GI)に出走予定のホウオウピースフル(牝3歳、美浦・大竹厩舎)について、大竹正博調教師のコメントは以下の通り。

(前走のフローラSを振り返って)
「周りに馬が密集した中で競馬を強いられたということで、かなり精神的なプレッシャーというのは感じていたのかなと思います。その中でも最後しっかり伸びてきたということは、今後に向けて大きな前進でした」

(中3週の中間の様子を教えてください)
「間隔が詰まっているからといって手加減することなく在厩で調整してきました。これまで競馬を使った後はテンションがなかなか落ち着かなくて、ずっと競馬の時と同じようなテンションを引きずっていることが多かったのですが、今回は在厩で様子を見ていたら、そのあたりはかなり払拭できてきて、オンとオフがしっかりできるようになってきました。一戦一戦、競馬でこちらが覚えて欲しいことをしっかり会得できているような感じです」

(ウッドチップコースにて併せ馬で行われた今朝の追い切りについて)
「トライアルから中3週ということで、先週ある程度負荷をかけておいて、今日は息を整えるぐらいにしようということと、併走馬のプレッシャーに対してどういうアクションをするのかを確認する狙いでした」

(距離2400mはどうでしょうか?)
「距離を伸ばしていこうとして長い距離だけを使っていると前残りの競馬に対応できるかわからないと思い、一度マイルの競馬を挟みました。その経験によってレースで強気に出たとしても、最後の脚が使えるのではないかと思います」

(桜花賞組との対戦という点はいかがでしょう?)
「本来クイーンCで良い成績を出せたら桜花賞に向かいたいと思っていたのですが、残念ながら桜花賞組の1頭になることはできませんでした。今回のオークスで桜花賞組と対戦することでこの馬がこの世代の中でどういう位置にいるのかを確かめる競馬になるのかなと考えています」

(ジョッキーは決まっていますか?)
「現時点でも未定ですが、候補として何名か決まっているところです」

(馬場コンディションについてはいかがでしょう?)
「オルフェーヴル産駒は渋っても成績が良いというデータが出ているとの話なので、馬場コンディションについてはそこまで気にしていません」

(理想の枠順、展開などはありますか?)
「前回包まれた中での競馬ができたので、内枠を引けたらと思います。スタートに関してはどちらかというと前に付けられるのでそこまで気にしていませんが、スムーズなレースをできたらと思います」

(馬体重はどれくらいになりますか?)
「現時点でプラス8キロぐらいなので、おそらくレースの時には前走と同じくらいで行けるかと思います」

(ファンの方へメッセージをお願いします)
「世の中少しずつ希望の光が見えてきて、そうした中でオークスを迎えますが、いずれ大きな舞台で皆さんと再会できるような馬になるために、ここでしっかり結果を出せたらと思います」

(取材:小屋敷彰吾)

お知らせ

お知らせ一覧