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5月3日(祝・日)に京都競馬場で行われる天皇賞・春(GI)に出走予定のフィエールマン(牡5、美浦・手塚貴久厩舎)について、共同会見のクリストフ・ルメール騎手のコメントは以下の通り。

「(昨年の勝利は)すごく良い思い出です。僕は初めて天皇賞・春を獲れましたので、すごく嬉しく思いました。このレースで8大競走をすべて獲ることができましたので、すごく嬉しく思っています。

フィエールマンは去年、能力を発揮していました。春の天皇賞から、凱旋門賞を考えることができました。フランスには行きましたが、(結果は)残念でした。それはしょうがないです。馬場が悪かったので、結果を出すことが出来ませんでしたが、日本に帰ってから、有馬記念でまた良いレースを出来て良かったです。

池添ジョッキーと話して、彼にアドバイスをもらいました。(有馬記念で)彼はすごく上手な競走をしました。スタートした後、ゆっくり乗って、だんだんポジションを上げました。最後は頑張りましたけど、リスグラシューとかサートゥルナーリアは強かったです。フィエールマンは凱旋門賞の後に、すごく良い競馬をしました。それが良かったです。

(今週、手塚調教師とは)まだ話していません。もう1度、フィエールマンに乗ることができるのはすごく嬉しいです。この馬でGIを2つ勝ちました。この馬が本当に好きです。楽しみです。馬が心身ともに充実すれば、改めて勝つチャンスがあると思います。去年、このレースを勝ちましたからこの競馬場も分かっていると思いますし、この距離も走ったことがありますから心配はしません。

フィエールマンは3000メートル以上で瞬発力を使えます。スタミナはありますがステイヤーっぽくなく、最後はスピードを出すことができます。本当に強い馬です。

去年と2年前は、天皇賞ですごく良い馬に乗ることができました。レイデオロ、アーモンドアイ、フィエールマンに乗ることが出来てうれしかったです。その馬で競馬をするのは本当に楽しいです。

コロナはみんなにとって大変です。それは分かります。だから、stay homeの方が良いです。テレビの前で応援してください。ジョッキーと調教師さんは頑張ります。改めて馬とジョッキーを応援してください。今回も天皇賞で頑張りたいです。フィエールマンでもう1度、天皇賞を勝ちたいです。よろしくお願いします」

(取材:山本直)

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