２６日（日）京都競馬場で行われる第５１回マイラーズカップ（ＧＩＩ）に出走を予定しているフィアーノロマーノ（牡６、高野）について追い切り後の高野友和調教師のコメントは以下の通り。

・（前走阪急杯２着）やはり１４００ｍですと、スタートは普通に決めているのですが周り（の馬）も速いので、この馬の理想（の位置）より少し後ろになるのかなというところですね。以前ならそこから馬群に包まれて力を出し切れないことも多かったのですが、最近は年齢と経験を重ねて、そこからでも着順をあげることが出来るようになりました。以前は自分の型でなければというところがありましたが、その点が改善されています。

・（中間の調整）この馬は一走一走一生懸命走るので少し間隔をとるのがいいのかと思います。大型馬のこの馬にはしっかり疲れを取って調教する、中７週ぐらいがちょうどいいと思います。順調そのものでしっかりと安全な負荷をかけられています。仕上がりに関しては申し分ありません。

・（今朝の追い切りは）一週前も強くやって順調なので、（指示は）あまり手加減しなくても、ということで進めてもらって残り１Ｆもしっかり追ってもらっていい動きだったと思います。

・（京都のマイルは）馬体も成長して大きくなったので距離がどうかと思っていました。でも重賞を勝っているのが１６００ｍでスタミナを問われるようなレースを押し切っていますから問題ないと思います。

・この先どうこうというより、このレースでしっかり走らせてあげたいなという形で調整をしています。ですから結果を求めていきたいと思います。ＧＩホースもいますので今の自らの立ち位置を確認するのにもいいレースかなと思っています。

[取材:檜川彰人]