26日(日)に東京競馬場で行われるフローラステークスに出走を予定しているホウオウピースフル(牝3歳、美浦・大竹正博厩舎)について大竹正博調教師のコメントは以下の通り。
「前走のクイーンカップの後は牧場に出して三週間前にこちらに戻って来ました。その後は順調に調整出来ています。今朝の追い切りはレーン騎手を乗せて、ウッドチップコースでの2頭併せでした。気性の激しさが兄のブラストワンピースと比べても数段上で、レーン騎手にその感じを確かめてもらおうと思いました。注意点を言っておいたのですが、追い切りが終わって戻ってきたレーン騎手はそんなに気にすることはないですよと言ってくれました。頼もしい限りです。調教自体は目立たない馬で、いつも通りの動きだったと捉えています。
前走までは気性の激しさを刺激しないようにしてきましたが、今回は大人っぽくなってきた部分も見えるので、我慢させるところは我慢させるというメリハリをつけるような過程できました。成長は見られます。
気性的なところで距離適正はマイルぐらいかなと思ってクイーンカップを使いましたが、競馬の内容としては忙しかった感じでしたから兄と同じ中距離路線が守備範囲だと思っています。同じコースの百日草特別を勝っていますし、今回の距離の方が適性があると思います。
結果以上に内容が問われると思っていますので、ゲートが開くまでが課題で、ゲートが開いてスムーズに行ければ結果はついてくると思っています」
(取材:小林雅巳)