12日（日）に阪神競馬場で行われる桜花賞（GI）に出走予定のスマイルカナ（牝3歳、美浦・高橋祥泰厩舎）について、追い切り後の柴田大知騎手のコメントは以下の通り。

「先週、かなりしっかり負荷をかけているので、今週は輸送もありますし、なるべくオーバーワークにならないように心がけました。いい感じですね。馬はリラックスしていますし、その中で走りたい気持ち満々、いいと思います。前走時も良かったのですが、うまく調整できたと思います。

　この馬は身体能力がすごく高く、スピードもあります。またスピードを持続する脚もあります。

　現時点では逃げた時、一番いい結果が出ていますから、スピードもありますし、それを生かした競馬が一番いいのかなと思います。無理に出していく訳ではありませんが、抑え過ぎず、この馬のリズムを守りながら乗りたいと思います。

　阪神のマイルは、この馬にとって走りやすい、いい舞台だと思います。枠順は、できれば内目の方が、スタートも速いので、この馬の力を出せると思います。

　世の中、大変な状況ですけど、何とか競馬で活気づけられればいいなと思っていますし、頑張りたいと思います」

（取材：中野雷太）