15日(日)中京競馬場で行われる第56回金鯱賞(GII)に出走を予定しているロードマイウェイ(牡4、杉山晴紀厩舎)について、追い切り後の関係者のコメントは以下の通り。
ロードマイウェイについて杉山晴紀調教師
・(前走のチャレンジカップは)2000mがかなり未知の部分が多い中、勝ち切ってくれました。馬の成長力を感じる内容だったと思いますし、頭が下がる思いです。
・(中間は)一旦放牧に出して疲れをしっかり取ってオーナーサイドと相談の上、早めにこの金鯱賞一本で行くことに決めました。ここまで順調に調整を進めています。
・競馬の週は、テンションのことも考えてあまり負荷をかけたく無かったので、一週前でしっかり形をつくるように、少々速くてもしっかり最後まで追ってくるようにと指示を出しました。その通り時計的にも自己ベストでしたし、文句の無い内容だったと思います。
・今週は馬にストレスをかけ過ぎないように、時計的にはゆっくり、終いまで馬のリズムを崩さずという指示でした。その通り、リラックスしてのびのび走ってよかったと思います。
・(中京芝2000mは)初めてではありますが、今まで使ってきた競馬場を見ると、コースは問わないタイプだと思っていますので、心配はしていません。前走でうまく2000mでも結果を出せたので、(使う)距離を変えず、この流れのままいくという考えをオーナーサイドと相談の上決めました。もう一度、この距離で結果を出したいところです。
・一戦一戦、力をつけていると思います。今回三か月ぶりになりますが、帰ってきて馬体重もプラスになり身体が充実しています。さらに強いロードマイウェイをお見せ出来ると思います。昨年は連勝で締めくくることが出来ました。今年の初戦になりますが、これまでは54kgで戦ってきましたが、今回は56kgとプラス2kg。条件は恵まれたものではありませんが、馬自身も成長していますので、克服していい結果を出せるように競馬まで調整していきます。
〔取材:檜川彰人〕