15日(日)中京競馬場で行われる第56回金鯱賞(GII)に出走を予定しているサートゥルナーリア(牡4、角居勝彦厩舎)について、追い切り後の関係者のコメントは以下の通り。
サートゥルナーリアについて角居勝彦調教師
・(前走の有馬記念は)勝ちたかったという気持ちもありますが、3歳でここまでやれたという嬉しい気持ちもあります。
・(金鯱賞を選んだのは)左回りの結果が出ていないというところで試してみたいと言うことです。どうしても左回りが勝てないというのであれば、レース選択も変わってきますからね。今後、国内を選ぶか海外を選ぶかの試金石としての参戦です。
・(ダービー、秋の天皇賞の敗因について)レース前に焦れ込むということが、ひと叩きして2戦目だからなのか、左回りなのか、よくわからないので、その辺り(の解明)を含めての今回のレースです。
・(前走の有馬記念では)レース前に待避所に行くと、他の馬を威嚇して首を振りながらイライラするところがあったので、他の馬とは離れた所でレースを待つという工夫をしました。その効果があったと考えられるので、しばらく続けていこうと考えています。
・(中間は)ノーザンファームしがらきに放牧に出して、調整をしなおしてという感じでした。
・(一週前追い切りは)前の馬と後ろの馬と連動するような形で、しっかり動けているかどうかを確認しました。
・(今週の最終追い切りは)久しぶりにルメール騎手に乗ってもらうということで、感触を確かめてもらいました。いい時計が出ましたね。息もできて状態も悪く無いということでした。
・58kgということに関しては、やってみなければというところはありますが、馬格もあるので大丈夫だと思います。操作性の高い馬なので2000mから2500mはこなしてくれます。休み明けで左回り、その課題を克服できるのかどうか楽しみに見たいと思います。
〔取材:檜川彰人〕