中山11Rのオーシャンステークス(4歳以上GIII・芝1200m)は1番人気ダノンスマッシュ(川田将雅騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分7秒4(良)。1馬身半差の2着に3番人気ナックビーナス、さらに3馬身差の3着に2番人気タワーオブロンドンが入った。
ダノンスマッシュは栗東・安田隆行厩舎の5歳牡馬で、父ロードカナロア、母スピニングワイルドキャット(母の父Hard Spun)。通算成績は16戦7勝。
レース後のコメント
1着 ダノンスマッシュ(川田将雅騎手)
「前回出遅れていたので気をつけていたのですが、ゲートの中で少し悪さをして、良いスタートを切ることができませんでした。その辺りが課題として残りましたが、その後はリズム良く運べました。前哨戦として良い状態で臨めましたし、ここからさらに良くなってくると思うので、次が楽しみになりました」
(安田隆行調教師)
「ゲートの中でモゴモゴして半馬身ほど遅れましたが、二の脚で良いポジションがとれました。4コーナーまで楽で直線も上手く開いたので、いけると思いました。香港遠征を境に、この中間で馬がすごく逞しくなりました。先週今週と坂路で49秒台が出たのもそれだけ馬が逞しくなったからだと思います。この後は高松宮記念に向かいます」
2着 ナックビーナス(杉浦宏昭調教師)
「勝ち馬は確かに強いですが、前に馬を置いて2番手からよく頑張っています」
3着 タワーオブロンドン(C.ルメール騎手)
「休み明けで重かったです。直線での反応が遅く、トップコンディションだったらもっと速い瞬発力が使えたと思います。58キロもありました。次ですね」
4着 グランドボヌール(城戸義政騎手)
「馬の具合がかなり良かったですし、上手く立ち回ることができました」
5着 キングハート(北村宏司騎手)
「ブリンカーが利いていました。最後もよくファイトして脚を使ってくれました」
6着 カッパツハッチ(丸山元気騎手)
「久々にコーナーのある競馬でしたが、思った以上に上手に走ってくれました。1200mまでなら頑張れます」
7着 ダイメイプリンセス(秋山真一郎騎手)
「暖かくなればもっと良くなると思います。そのなかでよく頑張っています」