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3月7日(土)に阪神競馬場で行われる第27回チューリップ賞(GII)に出走予定のマルターズディオサ(牝3歳、美浦・手塚貴久厩舎)について、手塚貴久調教師のコメントは以下の通り。

(前走の阪神ジュベナイルフィリーズ2着を振り返って)
「人気はそれほどありませんでしたが、状態はとても良くて期待していました。2着ということで頑張ってくれたなと思います。中間にゲート練習はしていたので大人しくはなるかなと思っていましたが、予想以上に大人しくてゲートも出てくれましたね」

(それから3ヶ月の中間の様子について)
「美浦近辺に放牧へ出して、1ヶ月半前に厩舎へ戻し、それからじっくり乗り込みました。良い仕上がりだと思います」

(1週前追い切りは、ワーケアを含めて3頭併せで行われましたが、どうでしたか?)
「マルターズディオサ自身の動きは、すごく良かったです。休む前の時点では調教でこちらが促さないとそこまで動かなかったのですが、今回は調教で動く馬たちを相手に自ら走る気力のようなものが見受けられたので、精神面で良化しているのではないかと思います」

(最終追い切り前ですが、今の状態は?)
「馬体的にはそれほど大きくなってはいませんが、中身というか精神面がすごく成長して、こちらが思っている以上にパワーアップしているかなと思います。1週前追い切りの時点でレースでも騎乗する田辺騎手を乗せて、ある程度仕上げて、感触も良かったです。今回は1日前の輸送があることも念頭において、坂路で行おうと考えています」

(今回も田辺騎手とのコンビですね)
「そうですね。今回もそれほど人気にはならないかと思いますので、田辺騎手も気楽に乗れるのではないでしょうか」

(前走に続いて阪神芝1600mという舞台について)
「この前のGIと同じぐらいのメンバーが揃いますから、決して弱いメンバーではないと思います。チャレンジャーという立場は変わりませんし、前回強かった勝ち馬相手に今回はどれぐらい差を詰められるかというテーマを持って臨みますので、本番に繋がる良いスタートが切れたらと思います」

(最後に意気込みをお願いします)
「やはりレシステンシアは強いですよね。5馬身差なのでそれをすぐにひっくり返すというのは正直なかなか難しいと思います。ただ今回の上昇度を考えれば差は詰まると思いますし、頭数や展開などで分からないのが競馬ですから諦めずに頑張っていきたいなと思います」

(取材:小屋敷彰吾)

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