お知らせ:

競馬実況web

3月8日(日)に中山競馬場で行われる第57回弥生賞ディープインパクト記念(GII)に出走予定のワーケア(牡3歳、美浦・手塚貴久厩舎)について、手塚貴久調教師のコメントは以下の通り。

(前走のホープフルステークス3着を振り返って)
「状態良く臨めましたが、スタートしてすぐに挟まれてしまい位置取りが悪くなり、後手後手の競馬となって、少し消化不良でした。ただ追われてからは反応良く伸びていましたから、決して力負けではないのかなと思います」

(それから2ヶ月の中間の様子について)
「年が明けて天栄へ放牧に出し1ヶ月前に厩舎へ戻しました。こちらにきて立ち上げてからは坂路とウッドチップコースで十分に乗り込むことができました」

(具体的に先週の1週前追い切りはいかがでしたか?)
「体が少し大きくなって放牧から帰ってきて、息遣いも休み明けだなという感じがしたので、時計的にも動き的にもしっかり追い切りを行い、その後は良化しています」

(そして今週の最終追い切りは?)
「1週前と同様の内容で時計的にも同じくらいかなと思いました。レースで騎乗するルメール騎手に乗ってもらい最後は少しプッシュするイメージでお願いしましたが、その通り最後は仕掛けて伸びてくれましたので、まずまず良い内容だったと思います。ルメール騎手の感想としては確かに休み明けのイメージはしたそうですが、動きとかアクションは良かったですし、息遣いもだいぶ良くなってきたそうなので、レースに向けて良くなりそうとのことでした」

(前走と比べて、現在の状況は?)
「最終追い切りを終えて、こちらが思っている通りの仕上がりにはなっているのかなと思います。決してこれが万全というか目一杯の仕上げではありませんが、それでもGIで3着に来ている力があるので、このレースに向けてはしっかり結果が出せる状態にはあると思います」

(馬体面、精神面での変化はありますか?)
「体は多少大きくなっているような気はしました。精神的には元からイライラしたり表に出すような感じではなく扱いやすいですから、今回もそんなに変わっていません」

(中山芝2000mという舞台について)
「正直なところ右回りでコーナーが4つあるよりは東京コースの方が良いような気もしますが、このコースは2回目で学習しているでしょうから、うまく対応してくれると思います」

(理想の展開は?)
「スタートが抜群に速い方ではないので、どこかでポジションを上げながらという競馬になるかと思います。最後方から直線一気という競馬場ではないですから、徐々にポジションアップしていきたいですね」

(最後に意気込みをお願いします)
「皐月賞トライアルの弥生賞ですから、ここである程度の結果を出さないとGIへ向けて太刀打ちできないでしょうから、ここはある程度の結果を残して本番に臨みたいです。応援よろしくお願いします」

(取材:小屋敷彰吾)

お知らせ

お知らせ一覧