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中山11Rの第94回中山記念(4歳以上GII・芝1800m)は1番人気ダノンキングリー(横山典弘騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分46秒3(良)。1馬身3/4差の2着に2番人気ラッキーライラック、さらにクビ差の3着に6番人気ソウルスターリングが入った。

ダノンキングリーは美浦・萩原清厩舎の4歳牡馬で、父ディープインパクト、母マイグッドネス(母の父Storm Cat)。通算成績は8戦5勝。

レース後のコメント
1着 ダノンキングリー(横山典弘騎手)
「行く馬がいて、考えていた通りの位置になりました。直線に向いての手応えも良く、1頭になってからはフラフラしていましたが、その分伸びしろがありそうです。(無観客について)嬉しいですけど、勝っても寂しいです。やっぱりファンあっての競馬だと強く思いました。GIを勝つ力は十分あるので、このまま無事に行ってくれたらと、期待も大きいです。一日も早く収束して、大勢のお客さんの前で、大きいレースを勝ちたいです」

2着 ラッキーライラック(M.デムーロ騎手)
「残念でした。忙しい感じでしたし、3コーナーから4コーナーの反応が、よくありませんでした。直線に向いて手前を替えて伸びていましたが、勝った馬が楽勝でした。それでもスタートして良いところにつけられましたし、折り合いも良かったです」

3着 ソウルスターリング(藤沢和雄調教師)
「久々でしたが良い競馬をしていました。勝ち馬に早めに来られましたが、最後までしぶとかったです。2回連続で出走を取消していましたから、もしもう1回走れるのであれば走りたいです。ここまでよく頑張ってくれました」

4着 インディチャンプ(福永祐一騎手)
「初めてのコーナー4つの競馬で上手く立ち回ってくれました。スタートを五分に出て、道中は我慢がきいて、勝ち馬を見る形で行きました。4コーナーを回る時、手応えが良かったので、どれくらい伸びるかと思いましたし、2着は楽にあるかという手応えでした。そこが1800mだからなのか、58kgもあったかもしれません。中間は調教を積んで、動ける体つきでしたし、次はきっちりと万全の態勢で臨めると思います」

5着 ペルシアンナイト(池添謙一騎手)
「元々スタートは上手でなくて、今日も良くなくて後方からになりました。このメンバーにしてはペースが遅いと感じたので、3コーナーから動いていきましたが、直線は伸び切れない感じでした。休み明けだった分もあるかもしれません」

6着 マルターズアポジー(武士沢友治騎手)
「行かせてもらって、自分の競馬ができました。踏ん張っていましたし、ああいう形で毎回できれば良かったです。それでも無事終わって良かったです。少頭数もありましたし、最近の中ではよく頑張ったと思います」

7着 ウインブライト(F.ミナリク騎手)
「レース前は落ち着いていました。ポジションも問題ありませんでした。しかし、ペースが速くなった時にウインブライトらしさがありませんでした。3コーナーから4コーナーで手応えがなくなって、直線では伸びませんでした。謎ですね」

8着 ゴールドサーベラス(横山和生騎手)
「上手に競馬をしてくれました。ペースが流れなかったので、これならスタートが上手だっただけに前の位置にいても良かったです。それでもメンバーが強い中、頑張っています」

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