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 24日(日)に東京競馬場で行われる第33回ジャパンカップ(GI・芝2400m)に出走するエイシンフラッシュ(牡6、栗東・藤原英昭厩舎)について、追い切り後の共同会見での関係者のコメントは以下の通り。

●エイシンフラッシュについて藤原英昭調教師
「皆さんの力と、スタッフが一生懸命やってきた甲斐あって先週GIを勝てましたし、この勢いを今週につなげたいという思いです。

 今朝の追い切りはエイシンフラッシュとデムーロ騎手の最終的な形ということで、(普段と)同じような形で追い切りました。その中で馬がどんな状態かを確かめるものでしたが、馬は高いレベルで能力を維持していますし、良い調子だと思います。

 天皇賞の後は香港からも招待を受けていましたし、香港で3着だった今年の春のリベンジをという思いもあったのですが、両にらみで最後はやはりもう一度日本で走らせて、日本の競馬を盛り上げたいということでオーナーと相談して決めました。両にらみでしたから天皇賞が終わった後の疲労度というのは考えていましたが、それもイメージ通りに疲労が取れてきたので、良い調整過程だったと思います。

 毎回ジャパンカップはちょっと成績が振るっていなかったのですが、ダービーを勝った舞台ですから夢は常に持ちながら調整しています。今年は馬ももうベテランでデムーロ騎手も乗り慣れていますから、そういう意味では期待しています。今年も上位の馬は強いと思いますが、ここまで来たらエイシンフラッシュの自分のスタイルで、デムーロ騎手と人馬一体で気持ち良く走って欲しいなという気持ちは強いですね。

 皆さんの理解があって良い馬を預けて頂いて、常に結果を求めてスタッフ一同やって来ています。今回のジャパンカップも勿論結果を求めたいところですが、エイシンフラッシュにもっともっとと言うのは...。ずっと付き合っていますからそれを求めるよりは、ファンの皆さんにはエイシンフラッシュの競走馬としての生き様と言うか、雄姿を見て頂きたいです。ぜひ、競馬場に足を運んで頂いて優雅な動きと走りを見て頂きたいですし、そして結果がついて来てくれればベストですね」


●エイシンフラッシュについてミルコ・デムーロ騎手
「(―今朝は併せた相手を突き放しましたが)調教ではよく動く馬なので、併せた相手を突き放したのは当たり前ですし、何をすべきかよく分かっている馬です。

 天皇賞の時の馬場は、この馬にはちょっと走るのが難しかったですし、内に包まれてしまって動きたい時に動けない所がありました。それでもよく走ってくれました。

 2400mはダービーでこなしている距離ですし、大丈夫だと思います。今はとても興奮していますね。ジャパンカップは世界で最も大きなレースの一つですし、全力を尽くせるように頑張ります。私を支えてくださっているファンの皆様のためにも、良いレースをしたいと思います」

(取材:大関隼)

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