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1月18日(土)に小倉競馬場で行われる第57回愛知杯(GIII)に出走予定のパッシングスルー(牝4歳、美浦・黒岩陽一厩舎)について、黒岩陽一調教師のコメントは以下の通り。

(前走の秋華賞を振り返ってください)
「外枠でしたし、力を要する馬場に加えてペースも先行馬にとっては厳しい流れでしたので、その中ではよく頑張ってくれました。やはり春からGIで戦ってきた相手は強かったなとも思いました。ステップレースを使って間隔も短かったですので、そのことも含めてGIの壁は高かったです」

(3ヶ月の中間の様子について)
「しっかりと休ませ、その後の回復状況が良くてまた一段と大きくなって帰ってきてくれました。前走は京都への輸送で体が減りましたが、減った分以上に回復してくれています。今回は栗東、そして小倉への輸送もありますが、減った分以上に大きくなって出走させることができそうです。精神面については、以前からオンとオフの切り替えが上手で、気負うところも少ないので、とても調整しやすいです」

(栗東トレーニングセンターにすでにいるということですが、現在の状況は?)
「環境の変化にも動じることがないので、非常に落ち着いた状態を保ちながら、攻める調教をすることができています。最終追い切りも思い描いた通りの調整ができています」

(これから小倉への輸送がありますが、その点はどうでしょう?)
「輸送した分体は減ると思いますが、精神面で落ち着きがありますし、今までもどこの競馬場へ行ってもレースができていますから心配していません。小倉の2000メートルという舞台にも適応してくれると思います」

(最後にファンへ向けて一言お願いします)
「良い状態でレースへ送り出すことができそうです。飛躍の年になるよう結果も残したいと思いますので、応援よろしくお願いします」


(取材:小屋敷彰吾)

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