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中山11Rの第69回日刊スポーツ賞中山金杯(4歳以上GIII・芝2000m)は2番人気トリオンフ(M.デムーロ騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分59秒5(良)。アタマ差の2着に6番人気ウインイクシード、さらに3/4馬身差の3着に11番人気テリトーリアルが入った。

トリオンフは栗東・須貝尚介厩舎の6歳セン馬で、父タートルボウル、母メジロトンキニーズ(母の父ダンスインザダーク)。通算成績は18戦7勝。

~レース後のコメント~

1着 トリオンフ(M.デムーロ騎手)
「三浦騎手には申し訳ないですし、心配ですが、まかせてもらうことができ、勝てて嬉しかったです。前走1年4ヵ月ぶりのレースでいい結果を残していたので、今回もチャンスだと思っていました。なかなか勝つことができていませんでしたが、今年最初の重賞を勝ててよかったです。今年はたくさん勝ってもっともっとうまいジョッキーになりたいです」

(須貝尚介調教師)
「乗りかわりとなった三浦騎手にはとても気の毒ですが、急遽の代打だったデムーロ騎手は理想的な競馬をしてくれました。持久戦になると強いので、ポジションを取って前々で競馬できたらと思っていました。58キロのハンデはどうかと思っていましたが、叩き2戦目で良く走ってくれました。脚元だけが不安なので何とかこのまま無事にいって上を目指していきたいです」

2着 ウインイクシード(松岡正海騎手) 
「レース前に思っていたとおりのレースでした。よく頑張ってくれましたが、坂をのぼったところで歩く形になりました。ここにきて力をつけています」

3着 テリトーリアル(藤岡康太騎手)
「いい枠を引いて、そつなく走ってくれて直線も良く伸びてくれました。前回のレースでは結果を出せませんでしたが、今日は力を示してくれました」

4着 ノーブルマーズ(F.ミナリク騎手)
「この馬には2000mの距離は少し短いと思っていましたが、いいポジションがとれて、勝ち馬の後ろから最後までしっかりと伸びてくれました。いいレースをしてくれたと思います」

5着 マイネルハニー(横山武史騎手)
「ゲート内でソワソワした感じでスタートで少し遅れましたが、それでもウインイクシードの後ろの位置が取れて、いい形でレースが出来ました。休み明けを1回使って馬は良くなっていました。次はもっと良くなると思います」

7着 クレッシェンドラヴ(内田博幸騎手)
「内枠でしたし中団くらいの位置からレースをしたかったのですが、スタートですべる感じで後方の位置になりました。その後もフワフワした感じでなかなか進んで行きませんでした。今日は後手後手に回る形で馬をうまく導けませんでした」

8着 ザダル(O.マーフィー騎手)
「馬の状態は良かったのですが、外枠でしたしスローペースで力を出せませんでした。外枠がこたえた形です。残念です」

10着 ギベオン(S.フォーリー騎手)
「いいポジションはとれましたが、ワンペースな感じで今日は最後に伸び切れませんでした。もう少し切れる脚が使えれば違ったと思います」

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