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東京11Rの第39回ジャパンカップ(GI、3歳以上、芝2400m)は3番人気スワーヴリチャード(O.マーフィー騎手)が勝利した。勝ちタイムは2分25秒9(重)。3/4馬身差2着に5番人気カレンブーケドール、さらに1馬身1/2差で3着に2番人気ワグネリアンが入った。

スワーヴリチャードは栗東・庄野靖志厩舎の5歳牡馬で、父ハーツクライ、母ピラミマ(母の父Unbridled's Song)。通算成績は18戦6勝。

~レース後のコメント~
1着 スワーヴリチャード(マーフィー騎手)
「世界的に権威のあるレースを勝てて、1つの夢が叶いました。とても感謝しています。逃げ馬が疲れているのが分かっていたので、カレンブーケドールの内へ進路を取りました。ジャパンカップの雰囲気は最高で、また熱い声援を受けたいです」

(庄野靖志調教師)
「大阪杯以来のGI勝利、本当に大きな勝利だと思います。天皇賞からの臨戦は昨年と同じですが、去年より今年の方が戦前の自信はありました。1コーナーに入るところで外から厳しいプレッシャーを掛けられていましたが、そこで引くことなくインコースのあの位置を取り、この馬のリズムを大事にジョッキーがうまく乗ってくれました。直線、最内から抜け出して来たところから、この馬の名前を叫んでいました。ここまで海外にも行かせていただいたり、色々な挑戦をさせてもらいましたが、大阪杯から1年半以上、本当に嬉しい勝利だと思います。この後のことはオーナーと相談してになりますが、まずは無事に栗東へ帰したいと思います」

2着 カレンブーケドール(津村明秀騎手)
「落ち着いて走ってくれて、いい形で4コーナーを向くことが出来ました。今日のような馬場は決して得意ではありませんが、気力でこなしてくれました。勝った馬は強かったですが、この馬もよく頑張ってくれました。悔しいです」

(国枝栄調教師)
「文句なしの競馬でした。また来年です」

3着 ワグネリアン(川田将雅騎手)
「ゲートを上手に出てくれて、道中も折り合って、いいリズムで走ることが出来ました。直線もしっかり脚を使って、いい内容で走ってくれたと思います」

4着 マカヒキ(武豊騎手)
「これしかない、というレースで狙い通りでした。頑張ってくれました。復活の兆しが見えました」

5着 ユーキャンスマイル(岩田康誠騎手)
「スタートした後すぐ、ゴール板のあたりでバランスを崩してしまい、下がってしまいました。最後はそれなりに来ていましたし、調子は良かったのですが...」

6着 ダイワキャグニー(石橋脩騎手)
「行こうと思っていましたし、自分でラップを刻んで、4コーナー手前から離して行こうと思いました。最後までよく頑張ってくれています」

8着 ムイトオブリガード(ルメール騎手)
「いいレースをしてくれました。直線も動けていました。3~4着はあるかなと思いましたが、ラスト100mは疲れていました」

9着 シュヴァルグラン(スミヨン騎手)
「コメントが難しいです。長くいい脚を使うのが本来のこの馬ですが、陣営からは"内めの5~6番手で"というオーダーもあり、前めにつけて行きました。いつもの脚がなかったのは、脚がたまらなかったのか、馬場なのか、帰国初戦だからなのか、難しいですね」

10着 ルックトゥワイス(デットーリ騎手)
「重い馬場が合わなかったです。残り1000mを過ぎてから手応えが怪しくなりました。何頭か交わしてくれたんですが、そこまででした」

11着 レイデオロ(ビュイック騎手)
「調教から状態が良く、陣営から"デビュー以来、最高のデキ"と聞いていました。軟らかい馬場で進んで行かない感じで、途中からステッキを入れないといけないくらいでした。良馬場で改めて期待したいです」

14着 ダンビュライト(松若風馬騎手)
「返し馬からテンションが高かったです。好位から競馬が出来たのですが...」

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