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 10日(日)に京都競馬場で行われるエリザベス女王杯に出走を予定しているポンデザール(牝4歳、美浦・堀宣行厩舎)について上原佑紀調教助手のコメントは以下の通り。

「現在休みをはさんで4連勝中ですが、去年の今頃と比べて30キロぐらい体が増えています。その馬体の成長に伴って競馬の質が上がってきました。元々素質はある馬で、ようやく力を発揮出来るようになったと思っています。この4戦も一戦ごとにレースの内容が良くなってきているので、次ももう一段階上がったパフォーマンスを見せてくれるのではないかと思って楽しみにしています。

 前走の丹頂ステークスではどんなレースをするのか半信半疑なところはあったのですが、いい意味で僕らの期待を裏切るパフォーマンスを見せてくれて驚きました。その後すぐにエリザベス女王杯を目標にすることが決まりました。

 レースの後札幌から放牧に出し、一ヶ月前に厩舎に戻してレースの日から逆算して調教も十分にこなして順調にきています。今朝はウッドコースでの単走で、輸送もあるので終いの確認程度にとどめました。先週まで乗り込んできているので負荷は十分かかったかなと思っています。

 長時間の輸送では飼い葉食いが落ちる傾向にあるので明日木曜日に輸送をして、輸送後の状態しだいでは金曜、土曜と少し調教してレースへ向けて整えていくプランを立てています。2200メートルの距離は心配ありません。コースの形態や展開にあまり注文がつかないタイプなので、枠順が決まってから調教師と騎手が作戦を立てると思います。今回の騎手は藤岡康太騎手になりました。

 今回は相手が強くなるので、半分楽しみ半分心配というところですが、成長力が著しく走りの質も進化しているので、このエリザベス女王杯でGIホースを相手にどれだけ戦えるか楽しみにしています」

(取材:小林雅巳)

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