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東京11Rの第67回府中牝馬ステークス(3歳以上GII・牝馬・芝1800m)は4番人気スカーレットカラー(岩田康誠騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分44秒5(稍重)。1馬身1/4差の2着に9番人気フロンテアクイーン、さらに半馬身差の3着に2番人気ラッキーライラックが入った。

スカーレットカラーは栗東・高橋亮厩舎の4歳牝馬で、父ヴィクトワールピサ、母ヴェントス(母の父ウォーエンブレム)。通算成績は15戦3勝。

~レース後のコメント~

1着 スカーレットカラー(岩田康誠騎手)
「じっくり構えて直線勝負と考えていました。ペースが速かったですし、この馬のリズムを崩さないようにしたら後方2番手からになりました。直線は本当にいい脚を使ってくれましたね。今年に入って馬の中身がつまって良くなってきてますし、力をつけています。GIでもいいパフォーマンスを見せてくれると思います。距離は全然大丈夫です」

(高橋亮調教師)
「良い末脚でした。数字的に少し余裕もありましたし、馬に幅が出てきて成長を感じます。レースの消耗が大きい馬ですが、体質的にも強くなってきました。次走については在厩で様子を見てから決めようと思っていますが、天皇賞というのもプランの1つです。また2200mという距離も大丈夫そうですので、エリザベス女王杯というのも選択肢のひとつです。今日のメンバーでこれだけやれましたので、GIでも楽しみです。オーナーと相談して最終的に決めます」

2着 フロンテアクイーン(津村明秀騎手)
「悔しいですね。ラッキーライラックをみる位置をとれてレースぶりは上手くいって、直線も上手く開きましたが勝ち馬はすごい切れ味でした。よく頑張ってくれました。競馬が上手で素直な馬ですね」

3着 ラッキーライラック(松永幹夫調教師)
「良いところで競馬ができましたし、競馬自体は良かったと思います。馬体増は成長分ですし、今日は1.2着馬が強かったですが、本番では巻き返したいですね」

5着 クロコスミア(戸崎圭太騎手)
「前回よりも調子が上がっていて、具合も良さそうでした。良いレースができましたが、もうワンランク上がって欲しいですね」

13着 エイシンティンクル(勝浦正樹騎手)
「ゲートを出て考えていた競馬はすることができました。ポジションを取りに行くときに脚を使ったにせよ、ちょっと負けすぎですね」

15着 プリモシーン(福永祐一騎手)
「脚を使えるいつものこの馬からすると不可解です。最後は全く反応できず、なんとも言えません」

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