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13日(日)京都競馬場で行われる秋華賞(GI)に出走予定のサトノダムゼル(牝3、美浦・堀宣行厩舎)について、追い切り後の関係者のコメントは以下の通り。

サトノダムゼルについて上原佑紀調教助手

(今朝の最終追い切りについて)
「コンスタントにレースを使っていて、強い調教は必要ないということで、反応の確認とまっすぐ走れているかどうかの確認をメインに行いました。ウォーミングアップで少し時計が速くなってしまったので、そのぶん一段階時計を落としましたが、追い切り自体は終いの反応も良く、いい内容だったと思います」

(水曜の追い切りになった理由について)
「台風の影響を見ながらですが、金曜に輸送する可能性も視野に入れつつ、明日以降の状態をしっかり把握したいということで今日追い切りました」

(現在の状態は)
「状態はとても良く、前走からの馬体の回復もスムーズで、昨日の時点で馬体重も前走の前よりも増えていて、毛ヅヤなども良化している感じです」

(ここまで3戦3勝、レースぶりの印象について)
「3回とも違う競馬場で、デビュー戦は少し出遅れて後ろからの競馬になりましたが、ここ2戦は先行していて自在性があるという印象を受けています。2回続けてミルコ・デムーロ騎手が乗ってくれていますが『非常に乗りやすい』とのことで、そのあたりは武器なのかなと思います」

(デビューが6月23日、厩舎としても苦労したのでは)
「血統的にも非常に期待していた馬ですが、もともと体質があまり強くはなかったので慎重に進めてきました。7月30日に入厩してからはずっと在厩調整で、馬の近くで細かい状態を把握しながら調整を進めてきて、レースでも結果が出ているので、このまま順調にレース当日を迎えたいという思いです」

(デビューしてからここまで、馬の変化や成長は)
「入厩した当初は体質の弱さを見せるところがありましたが、レースを使いながら体質が強化されている印象を受けていて、今は馬体もしっかりしてきて精神的にも落ち着いています。体質の強化を大きく感じています」

(レースへ向けて、好走のポイントは)
「操作性の高さがこの馬のストロングポイントであるとおもうので、自在性を生かしていいポジションを取ってほしいです。また、相手は一気に強化されますが、この馬もポテンシャルは相当なものがあると僕たちも思っていますから、強い相手と戦うことで能力を引き出してもらえればと思っています」

(馬場悪化はこの馬にとってどうか)
「3戦のうち2戦は重馬場をクリアしていますし、内容も悪くないので、重馬場自体はこの馬にとってマイナスではないと思います」

(意気込みを)
「3戦無敗でまだ底を見せていないのが最大の魅力です。僕たちも秋華賞本番でどういった競馬をしてくれるのか非常に楽しみにしています。ファンの皆さんも、どんなパフォーマンスをするのか期待して応援していただければと思います」

(取材:小塚歩)

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