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10月6日(日)に東京競馬場で行われる第70回毎日王冠(GII)に登録しているモズアスコット(牡5、栗東・矢作芳人厩舎)について、追い切り後の矢作芳人調教師のコメントは以下の通り。

(前走の安田記念6着を振り返って)
「正直、あまり結果がそこまで出ていなかったので、少し半信半疑な部分があったのですが、ようやく状態が上がってきての安田記念でした。6着でしたが、やっと復調の兆しというか、そんなに差はないなという手応えを感じたレースではありました」

(このレースから始動する意図は?)
「年齢的なものもあるのでしょうが、テンションもだいぶ落ち着いてきました。折り合い面で前は1400m、1600mでも引っ掛かるようなところがありましたが、今はその心配がないので、1800mで良いのではないかと判断しました。
初戦の使い出しが2000mだったことからも分かるように、やはり2000mまでは(もつのではないか)と考えていました」

(調教過程を振り返って)
「先週の時点では、やはり太いという判断だったので、先週は目一杯にやろうということで、あの時計(坂路で49秒8)が出ました。それでもまだまだあの馬としては、もう一つかなと思ったのですが、今朝は52秒ぐらいの時計ですが予定通りで、時計に関係なく動きは良くなってきたなと感じました。
連闘でGIを勝ったことからも分かるように、叩いた方が良い馬なのですが、休み明けでも走れるのではないかと思っています」

(去年に比べて始動が早い理由は?)
「マイルチャンピオンシップに行くとしても、場合によってはもう一戦挟もうかと思っています。それは叩いた方が良い馬なので、普通のオープン馬よりは数を使いたいというところがあります」

(勝った場合は次のローテーションが変わるか?)
「あまり欲張らない方が良いでしょうが、頭の片隅ぐらいにはあります」

(馬体面での成長は?)
「元々良い馬だったので、大きく体が変わったことはないと思います。やはり成長を感じるのは気性面です。ずいぶんましになりました」

(取材:米田元気)

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