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10月6日(日)に京都競馬場で行われる第54回京都大賞典(GII)に登録しているエアウィンザー(牡5、栗東・角居勝彦厩舎)について、追い切り後の辻野泰之調教助手のコメントは以下の通り。

(前走の大阪杯5着を振り返って)
「5着で差のないところまでは来てくれていたのですが、少し馬場の緩いレースだと走りづらいところがあるので、そういったところも影響したのかなと思います。それでもよく頑張ってくれたかなと思っています」

(前走後の調整について)
「一時期は宝塚記念というプランもあったのですが、しっかりとGIも走ってくれたので、夏場はしっかりと休ませて、秋に備えようということになりました。しっかりと休養を挟んでおります。
8月にこちらに帰ってきたのですが、少ししっかりと休ませたことで緩さを感じたので、当初オールカマーから始動という形を予定していました。しかし、無理せずしっかりとこちらで乗り込んでこのレースから始動ということになりました」

(調教過程を振り返って)
「先週は三浦ジョッキーがこちらに乗りに来てくれたので、しっかりと馬にスイッチを入れてもらおうと思いまして、ゴール板ぐらいからしっかりと負荷をかけてもらいました。
先週にジョッキーが乗ってくれたので、どこまで馬の気持ちが戻っているかを確認したかったのですが、だいぶ集中力が出てきていました。息の入りも良かったので、態勢は整ってきているかなと思います。
調教を始めてから、最初のうちはやはり気持ちも体も緩んでしまっていました。少しずつネジを締めていく感じでここまで進めてきています」

(今回のレースに向けて)
「1800mから2000mを中心に使ってきたのですが、レースで無駄な力を使う馬ではないですし、これぐらいの距離ならこなしてくれるのではないかと思っています。
開幕週でもありますし、ある程度のポジションでレースを進めてくれればと思っています。
春で一線級の馬を相手に差のないところまで来られるだけの成長を見せてくれています。この秋は飛躍の秋にしたいと思っておりますので、応援よろしくお願いします」

(取材:米田元気)

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