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中山11Rの第65回産経賞オールカマー(3歳以上GII・芝2200m)は4番人気スティッフェリオ(丸山元気騎手)が勝利した。勝ちタイムは2分12秒0(良)。1馬身3/4差の2着に3番人気ミッキースワロー、さらに半馬身差の3着に6番人気グレイルが入った。

スティッフェリオは栗東・音無秀孝厩舎の5歳牡馬で、父ステイゴールド、母シリアスアティテュード(母の父Mtoto)。通算成績は23戦8勝。

~レース後のコメント~
1着 スティッフェリオ(丸山元気騎手)
「馬の雰囲気も4コーナーの反応も良かったです。リズム良く運ぶことが出来ました。強いメンバーに入って、どこまで走れるかと思っていましたが、よく走ってくれました。馬場もいいし、作戦も上手くいきました。小回りコースで結果を残してきた馬で、広いコースでも結果を出したいです。重賞を勝たせてもらってきた馬で、GIでも結果を残したいです」

(音無秀孝調教師)
「今日はジョッキーに全て任せていました。前回もああいう競馬をしようと思ったけれど出来なかったですから。逃げ切りもあるかなと少しは思っていましたが、思った以上に強かったです。天皇賞へ行きたかったので、これで除外の心配はなくなりました」

2着 ミッキースワロー(菊沢一樹騎手)
「流れが向きませんでしたが、同じポジションにいた強い馬たちと末脚勝負をして勝っているので立派です。あとは流れが向いてくれれば、というところですね」

3着 グレイル(戸崎圭太騎手)
「ペースが落ち着いて前残りの展開でしたが、この馬の形で競馬が出来ました。終いも狭い所を割って伸びてくれています」

4着 レイデオロ(福永祐一騎手)
「せっかくの騎乗依頼で結果を出すことができず申し訳ありませんでした。状態は良くて、返し馬も良い感じでした。スタートは五分でしたがその後進んで行ってくれませんでした。3コーナー手前から動かしていって、4コーナーに入ったところでは悪くなかったのですが、ラストは後ろに差されました。4コーナーから直線に向くあたりで、この馬はいつもは踏ん張るのですが、そこを頑張らせることができず、すみませんでした」

(藤沢和雄調教師)
「返し馬では元気に走っていたけれど、行きっぷりが良くなかったです。休み明けでも体も思ったほど大きくなっていなかったし、もう少し楽について行けると思ったんですが、本人に行く気がなかったですね」

5着 クレッシェンドラヴ(内田博幸騎手)
「GI級のこのメンバーでよく頑張っています。直線で出られなくなりましたが、切り替えてまた伸びました。折り合いに難のある馬ですが、今日は折り合いがつきました。この先につながってほしいです」

7着 ショウナンバッハ(吉田豊騎手)
「枠が大外ということもあり、最後に懸けました。脚は使ってますが右回りだと勝負所でもたもたするところがありますね」

9着 ウインブライト(松岡正海騎手)
「距離が長いです。位置取りは一番良いぐらいでしたし、ペースも問題ありませんでしたが、距離が敗因です」

10着 トニーファイブ(藤田菜七子騎手)
「ゲートが速く楽に2番手につけられました。格上挑戦でもよく頑張っています」

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