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☆15日(日)阪神競馬場で行われる第37回ローズS(GII)に出走を予定しているウィクトーリア(牝3、小島茂)について、追い切り後の関係者のコメントは以下の通り。

◎ウィクトーリアについて、土明充生調教助手

・ここ2走、オークスの時もそうでしたがゲートがあまり良くなかったので後ろからという競馬になったのですが、この馬自身道中はリズム良く進めましたし直線に入っても良い脚で追い込んできてくれました。内容のあるいい競馬だったと思います。

・オークスの後はノーザンファーム天栄に放牧に出してこの夏はゆっくりして、それで美浦のトレーニングセンターに戻しました。その後栗東トレーニングセンターに来ましたがここまでは順調に来ているという印象です。

・元から飼葉食いが細いところがあるのですが栗東トレーニングセンターに来てからしっかり食べていますし何よりも水をしっかり飲んでくれるので環境にも慣れて仕上げ易いかなと感じています。

・(一週前の追い切りは)笹田厩舎の馬と併せ馬をさせていただき、馬の後ろ(につけた時)の反応と直線に向いた時の反応を確認するという内容でした。馬の後ろでもしっかり我慢できましたし並んだ時でも我慢して、その後もう一度反応してくれました。一週前としては内容のある追い切りが出来ました。

・(最終調整は)先週である程度しっかり調教をしたので馬の後ろで我慢した時と、先週4コーナーでもたついたところがあったのでその点がどうかというところを見ました。今週はスムーズに4コーナーを加速できましたし直線でも手応えが良く、いい状態で競馬まで行けるかなと思います。

・春先は飼葉食いもあまり良くなかったので馬体のラインも寂しく非力な面もありましたがこの夏を越してからは飼葉食いも良くなり調教をしていても馬体重が減らなくなったことが大きな変化です。

・逃げても控えても、どんな位置からでも競馬が出来ることが強みです。ただここ2走ゲートが良く無いので、ゲートをしっかり出てくれればよりレースがしやすいと思います。飛びが大きく綺麗な馬なので阪神競馬場のような広いコースはこの馬にとっては競馬がしやすいと思います。

・大一番を控えていますが、まずここでしっかり結果を出して本番に向かいたいですね。

〔取材:檜川彰人〕

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