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2005年に史上2頭目となる無敗の三冠馬となるなどGIを7勝し、また、種牡馬としても2012年から昨年まで7年連続してリーディングサイヤーに輝くなど数多くの記録を打ち立てたディープインパクト(牡・17歳)は、北海道勇払郡安平町の社台スタリオンステーションに繋養されていたが、本日の早朝に死亡したとの連絡があった。

◆社台スタリオンステーションのコメント
「繋養しておりましたディープインパクト号ですが、かねてより治療しておりました頸部の手術を7月28日に受けました。手術は無事に終了して術後の経過も安定しておりましたが、翌29日の午前中に突然起立不能になったため懸命の治療を試みました。30日の早朝にレントゲン検査を行ったところ頸椎に骨折が見つかり、回復の見込みが立たないことから安楽死の処置が取られました。突然の出来事で誠に痛恨の極みではございますが、謹んでお知らせいたします」

◆金子真人ホールディングス株式会社 金子真人代表取締役のコメント
「無敗の三冠馬をあっさり成し遂げてくれたことにはとても感動しましたし感謝しています。最も感動したのは凱旋門賞で負けて帰国した直後にジャパンカップ、有馬記念を連勝してくれたことです。その直後、あまり前例の無い4歳での種牡馬入り後も大成功してくれました。マカヒキとワグネリアンの2頭のダービー馬も私にプレゼントしてくれました。突然の訃報に涙が止まりません。心から冥福を祈ります」

◆池江泰郎元調教師のコメント
「突然のことに大変驚いています。約2年の現役生活では最高の成績を挙げてくれました。今は心よりご冥福をお祈りするのみです」

◆武豊騎手のコメント
「体調が良くないと聞いていたので心配していたのですが残念です。私の人生において本当に特別な馬でした。彼にはただただ感謝しかありません」

◆ノーザンファーム 吉田勝己代表のコメント
「ノーザンファームの過去の生産馬の中でも間違いなく最高の競走馬でした。種牡馬としても大成功をしていただけに本当に残念です。心よりご冥福をお祈りします」

◆競走成績 14戦12勝(うち海外1戦0勝)

◆主な勝ち鞍
2005年 皐月賞(GI)、東京優駿(GI)、菊花賞(GI)
2006年 天皇賞・春(GI)、宝塚記念(GI)、ジャパンカップ(GI)、有馬記念(GI)

(JRA発表)

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