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 7月28日(日)に新潟競馬場で行われる第19回アイビスサマーダッシュ(GIII)に出走を予定しているレジーナフォルテ(牝5歳、美浦・佐藤吉勝厩舎)について、岩本敏幸調教助手のコメントは以下の通り。

(前走バーデンバーデンカップは5着でしたが、振り返ってください)
「内田騎手の話ではスタートしてすぐに落鉄してしまったという不運があり、レースはほぼ左前脚の鉄を履いていない状態で競馬をすることになりました。そのような状態でしたから4コーナーで外からまくって来られた時はダメかなと思いましたが、そこからよく盛り返してくれました。負けたことは残念でしたが、この馬のハートの強さを再確認できましたので、決して悲観する内容ではありませんでした」

(前走は重馬場でしたが、馬場状態はこの馬にとっていかがでしょう?)
「以前重馬場の直線1000メートル戦で2着に来ているように、こなせるはこなせると思っていました。ただ福島で良い時計で勝っているように、理想を言えば開幕週で良馬場になってくれるとこの馬のより持ち味が活きると思っています」

(中一週というローテーションは予定通りでしょうか?)
「はい、当初の予定通りです。馬体が減ったりといったことが全然ないですし元気一杯ですので、中一週でも全く問題ないと思います」

(今朝の最終追い切りは、いつも通り坂路で行われましたが、狙いと手ごたえを教えてください)
「以前から気をつけてきましたがあまりテンションを上げさせたくないので、いつもと場所を変えないように坂路で行いました。またテンから行きっぷりがよく中一週としては良い時計で走ってしまいましたが、馬とケンカして抑えるのも良くないと思いましたのである程度馬に任せるという追い切りで、良い動きだったと思います」

(レースへ向けて万全、ということでよろしいでしょうか?)
「この馬は飼葉を食べている際に怒っているような時は気合いが入っている証拠で、反対にフケが表れている時は猫のように大人しくなってしまうので、非常に分かりやすいタイプです。今回は耳を絞って、気合いも入ってますので体調は問題ないと思います」

(アイビスサマーダッシュは、一昨年3着、去年4着ということで、今年こそは勝ちたいレースですよね)
「そうですね。直線1000メートルという舞台、夏場のこの時期、加えて開幕週のきれいな馬場といったこの馬にとって良い条件が重なって、好走できているのだと思います。だからこそ、なんとかチャンスをものにしたいですね」

(やはり枠もポイントとなるレースでしょうか?)
「前々走9着に敗れた時は、この馬が内枠で強い馬が外枠に揃っていて、外枠勢が上位占めるという結果になったので、やはり外枠に越したことはないですね」

(最後に意気込みをお願いします)
「この馬はフケが突然きて流れが読めなかったり、前走のように落鉄があったりというように、動物らしく生き物という魅力がたくさん詰まった馬です。またハートがものすごく強い馬で、競走馬という魅力に溢れた馬ですので、勝ち星からは遠ざかっていますが、応援していただけたらと思います」

(取材:小屋敷彰吾)

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