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7月21日(日)に中京競馬場で行われる第67回中京記念(GIII)に登録しているプリモシーン(牝4、美浦・木村哲也厩舎)について、鞍上の福永祐一騎手のコメントは以下の通り。

(前走のヴィクトリアマイル2着を振り返って)
「勝つチャンスがあると思っていましたし、そういう意識で臨んだレースではありました。結果的には一番やりたかったレースを勝ち馬にされてしまったというレースでした」

(前走後の調整について)
「2週前から栗東に入って、ウッドチップコースで調教されていました。先週の金曜日に普通のところでしたが跨がらせてもらって、そこから今日の追い切りでした。1週間も経っていなかったのですが、その間またずいぶん雰囲気が変わって、良い雰囲気になっていました。今日の動きもすごく良かったですし、非常に良い状態で臨めるのではないかと思います」

(馬の印象について)
「早くから活躍していた馬ではありましたし、ずっと注目して見てはいました。スタートがずいぶん難しいところがあるのかなというイメージはありました。やはり初めて乗ったレースの時には少しそういった素振りを見せていましたし、そこが課題の一つとしてずっとあるのかなとは思っています。その辺は前走時に関してはずいぶん改善されていましたし、ある程度五分のスタートを切ってくれましたので、徐々に馬の成長とともに改善されているところはあるのかなと思います。
非常にがっちりとした、ディープインパクトの牝馬らしくない馬体をしています。能力の高い馬だと思います。この前はGIで惜敗しましたが、十分に勝てる能力のある馬だと思います」

(今回のレースに向けて)
「左回りに関しては実績もありますし、問題ないと思います。今の中京の馬場が少し例年と違う傾向ではあるので、少しタフな馬場になっています。プリモシーン自体は速いタイムの決着で良績を残してきてはいるので、その辺がパワーが求められる馬場でどういった結果を出せるかという、今までとは違うチャレンジにはなると思います。牝馬らしからぬ雄大な馬体をしていますし、パワーもありますので、その辺も含めてクリアしてほしいです。
結果を出している距離ですし、問題ないと思います。もう少し距離があっても良いのかなという気がしないでもありません。今はずいぶん良い形で成長してきていますので。
実質トップハンデのような形ですから、楽なレースにはならないと思います。馬場も斤量も含めて、馬にとっては非常に厳しい気候ではありますが、何とか一緒にクリアできたらなと思っています。
少し前残りの傾向が先週辺りは強く、差し追い込み馬なので、ある程度ペースは流れてくれたら良いなと思います。
非常に良いコンディションで出走できると思います。ここはきっちり勝って、また秋に向けて良い結果を出せるように頑張りたいと思います」

(取材:米田元気)

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