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競走馬のセリ市「セレクトセール2019」が8日、北海道苫小牧市のノーザンホースパークで行われた。初日となる8日は1歳馬239頭が上場し、222頭が落札された。落札率92.9%(昨年は90.6%)、落札総額は初めて100億円を超える107億3200万円(昨年は96億7450万円)、1頭平均価格は約4834万円(昨年は約4585万円)で、それぞれセレクトセールの1歳馬のセールとしての史上最高を更新した。落札総額は5年連続で、1頭平均価格は9年連続での史上最高更新となった。

8日の最高価格は上場番号51番、ミュージカルウェイの2018(牡馬、父ディープインパクト)で、近藤利一氏が3億6000万円で落札した。牝馬の最高価格は上場番号83番、サマーハの2018(父ディープインパクト)で、金子真人ホールディングス(株)が2億1000万円で落札した。

吉田勝己氏のコメント
「(落札総額100億円超えに)これだけ凄いと驚きしかありません。ディープインパクト産駒だけでなく、ハーツクライ産駒もロードカナロア産駒も高額落札がありましたね。(セリが長時間に渡ったことに)競る人の数も多かったし、回数も多かったし、買えなかった方が最後まで残って競っていましたからね。下見の段階から凄い数の方が来ていまして、参加される方も相当多いなと思っていました。(明日について)質は高いですが、今日のような数字はなかなかないと思います。(落札率の高さについて)馬の質も揃い、レベルが上がっていました」

※金額はすべて税抜

(取材:佐藤泉、小塚歩)

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