5月26日(日)に東京競馬場で行われる第86回日本ダービー(GI)に登録しているエメラルファイト(牡3、美浦・相沢郁厩舎)について、追い切り後の石川裕紀人騎手のコメントは以下の通り。
―今日の感触はいかがでしたか
「順調に調教を積めて、最終追い切りもいい時計で走れたと思います」
―どんなことを心がけて乗られましたか
「先週(の時計)がちょっと遅くなってしまったので、今週はしっかりやりたい、ということで、理想通りの調教ができたと思います」
―しっかりやれたという感触はありますか
「はい」
―皐月賞を回避した後、馬の変化はありましたか
「ちょっと脚を痛めましたが、そこからは何事もなく、少し休みはありましたけど、順調に来られていると思います」
―どんな馬だと思っておられますか
「性格はまだ子供ですけど、走りではいい意味で良さが出たり、やんちゃな部分が走ることにつながったりしていると思います。あとは、折り合いのつくところが一番強いところだと思います」
―東京芝2400メートルのイメージはついておられますか
「走ってみないとわからないですけど、折り合いとかそういうところでカバーしてくれればと思います」
―相沢調教師から具体的な指示は出ていますか
「今のところは特に出てないです」
―師弟関係で挑むダービーですが
「新馬の前から調教とかずっと乗り続けている馬で、師匠の馬で重賞を勝って、ダービーに出走できるのは幸せだと思いますし、結果が出るのが一番だと思います」
―師匠とはダービーに出られてうれしい、という話はしていますか
「してないです。終わってからですね」
―まだ平成生まれのダービージョッキーはいませんが、ダービー制覇を狙っていますか
「もちろんです。がんばります」
―"僕が先になりたい"という気持ちは強いですか
「強いですね」
―周りの騎手をライバルだと思ってらっしゃいますか
「もちろん、みんなライバルだと思います」
―2016年のイモータル以来のダービーですが、やはり他のレースとは違うと思いますか
「2回目ですけど、違うと思います」
―気持ちの高まりはありますか
「まだ緊張だったりとかはないですけど、今週はいつもより気が引き締まる思いで生活しています」
―どんなことが変わりますか
「まだ実感はないですけど、雰囲気とかそういうのは普段とはちょっと違うものがあるかと思います」
―ファンの皆さんへメッセージを
「エメラルファイトは順調に来ています。いいパフォーマンスを見せられればと思います。応援よろしくお願いします」
(取材:山本直)