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5月26日(日)に東京競馬場で行われる第86回日本ダービー(GI)に登録しているロジャーバローズ(牡3、栗東・角居勝彦厩舎)について、追い切り後の辻野泰之調教助手のコメントは以下の通り。

(前走の京都新聞杯2着を振り返って)
「その前のスプリングステークスが少しメンタル面でピリピリした状態でレースに臨んでしまって、力を出し切れませんでした。前走に関しては落ち着いた状態でレースに臨めるかがポイントだったと思います。パドックから返し馬、ゲートまで落ち着いてこなしてくれたので、これなら力を出し切れるなと思って見ていました。
ジョッキーが切れるタイプではないという判断で、自分でレースを作る選択をしてくれました。最後の最後まで踏ん張ってくれていましたし、良いレースをしてくれたとは感じています」

(前走後の調整について)
「中2週ということで、まずダメージや疲れがないかというところを見てきました。思ったよりも馬体の回復が早かったですし、馬が元気一杯になるのも早かったので、もう1週前から坂路で少し強めの負荷をかけていけるまでに回復してきていると思います」

(最終追い切りを振り返って)
「最終追い切りは浜中騎手に乗ってもらって感触を確かめる程度でした。仕掛けてからの反応も良かったみたいですし、前走と変わらず良い状態でレースには臨めそうです」

(今回のレースに向けて)
「左回りに関しましてはデビュー戦の新潟で経験しています。切れるタイプではないので、自分のペースでレースを作っていってくれる形が良いのかなと感じています。
逃げなければいけないというタイプの馬ではないですし、他に主張する馬がいればその後ろでもしっかり折り合いがつけられる馬なので、スローの切れ味勝負にならなければ、良いレースができるのではないかと思っています。
まだ重賞など大きなレースは勝てていないのですが、何とか自分の力を出し切って、強い馬を相手に頑張ってもらいたいです」

(取材:米田元気)

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