19日(日)に東京競馬場で行われる第80回オークス(GI)に出走予定のシャドウディーヴァ(牝3歳、美浦・斎藤誠厩舎)について、追い切り後の斎藤誠調教師のコメントは以下の通り。
「フローラステークスは内枠でしたし、岩田騎手が乗っていたので、内をうまく突いてくれました。なかなか前が開かなくてもどかしい競馬になりましたが、最後はこじ開けて勝負根性を見せてくれたので、良い内容のレースだったと思います。
この中間は在厩で、まずしっかり疲れを取ってから、ここに向けて強度を上げていくようにしました。休み明けよりもレースを使って徐々に調子を上げてくるタイプで、今回で休み明け4戦目なのでかなり状態も上がってきていると思います。
1週前の追い切りは岩田騎手が乗って、瞬発力を求めて、ウッドコースで半マイルの追い切りでしたがしっかりと動けていました。そこを踏まえて、今週は長めからのウッドでの追い切りでした。あまり速くならないようにしましたが、思った通りの調教が出来ました。
オークスを目標にデビュー戦からやって来た馬なので、ここまで来られて良かったです。スタートからトップスピードに乗るまでに時間がかかるタイプなので、距離もあった方がいいでしょう。目標としていたレースに向けて体もできましたし、あとはGIですから運も味方につけて、良い成績が出せればと思っています」
(取材:大関隼)